事業投資型のクラウドファンディング、「ロケットファンド(ROCKET FUND)」から1号案件が登場しました。
案件の詳細と、投資の意義について紹介します。
<目次>
シェアサロン運営事業応援ファンド
ロケットファンドは、融資型・不動産投資型とは異なるもう一つのクラウドファンディング、「事業投資型クラウドファンディング」の事業者です。
そのロケットファンドから、最初の案件が登場しました。
・シェアサロン運営事業応援ファンド
予定年利:5%
運用期間:3年
募集金額:1,000万円
備考:特典あり(後述)
事業投資型クラウドファンディングというのは名前の通り、何らかの事業に対して投資を行い、その事業の達成度合いに応じたリターンを得るものです。
ロケットファンドの特徴については、下記の記事もあわせてどうぞ。
1号案件は特典も太っ腹!
ROCKET FUNDローンチ後、記念すべき1号案件ということで、今回は特典も太っ腹です。
なんと1口(10万円)あたりリゾートスパの優待券、もしくはAmazonギフトが5,000円分。額面5%の大盤振舞となっています!
・1口以上お申込みいただいた方は1口単位で
①オアシスリゾートスパ恵比寿店5,000円分の優待券
②Amazonギフト券5,000円分をお選びください。
※2口以上の場合、1口×Amazonギフト券、1口×オアシスリゾートスパ恵比寿店優待券、という選択も可能です。払込期間終了後個別にお問い合わせさせていただきます。
表面利回り5%で運用期間3年ということは、年利に割り戻すと利回り上昇は約1.6%で、合計年利6.6%の案件になります。
恵比寿店はさすがに遠いので、私の場合でしたらAmazonギフトにするかサロンギフトにするか、少し考えてみます。
(会員登録方法)
www.sallowsl.com
事業投資型ファンドの意義
今回のファンドは、美容家の独立やビジネス成功を支援する「シェアサロン運営事業」への投資です。
美容家が独立するためには、不動産のオーナーとの間の賃貸契約を含め、様々なハードルがありました。
今回のシェアサロンは、美容サロン経営上の問題「営業可能な物件が少ない」と「初期費用の負担」を解決し、出店ハードルを下げるための手段です。
投資判断
今回の「シェアサロン運営事業応援ファンド」については、一定のリスクはあると思います。
初めてのファンドで3年間という期間は長く、また経済状況の影響を強く受ける事業形態であること、「事業」という裏付けはあっても不動産などの担保がないことなどがリスクとして挙げられます。
(加えて言えば、私はサロンとは縁遠い生活だというのもあります)
しかし一方で、事業支援型というファンド形態の場合は短期案件は出しにくく、利率にも上限があるのは理解しておくべきだと思います。年利10%、20%で数ヶ月という案件は、事業支援型には馴染みません。
事業投資型というのは「自分のリターンのためだけではない投資」です。自分の資金が社会的に役立つなら、投資家としての面目も立つというものでしょう。
もちろん経営をきっちり行っていただき、リターンが出ることを前提としてですが、私は本件に投資する予定です。