不動産投資型クラウドファンディング、「FUNDROP(ファンドロップ)」の話題です。
近日中に募集開始となる新案件の紹介をします。
<目次>
FUNDROP 4号
FUNDROPの新しい案件は、東京都北区のレジデンス(アパート)です。
・FUNDROP 4号(東京都北区)
募集開始:11/16 12:00~(先着式)
予定年利:5%
運用期間:12ヶ月
募集金額:4,400万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率20%、マスターリースによる賃料保証
物件の所在は「東京都北区上十条5-28-13」。JR京浜東北線「東十条駅」、JR埼京線「十条駅」からいずれも徒歩13分。
1990年築の木造2階建、1Kの部屋が8戸あるアパート1棟が対象となります。
本案件、派手さはありませんが堅い案件だと思います。理由は次にて。
保全(優先劣後・賃料保証)
多くの不動産投資型クラウドファンディングでは、保全のために「優先劣後方式」が採られています。
これは投資家が出資した同じ案件に事業者が劣後して出資するもので、万が一の場合には事業者の出資分から損害を受けるため、投資家の資金が保全される可能性が高く、事業者にとっては案件を正常に運用するモチベーションともなります。
本案件では、総出資額5,500万円のうち事業者が20%を劣後出資するので、不動産の価値が20%減じても投資家の元本は守られる可能性が高くなっています。
また本案件では、投資期間中の配当金を主に賃料でまかなうインカム型であること、さらにその賃料がマスターリースにより保証されていることから、堅い案件だと予想しています。
クラファン投資家として言うのなら、マスターリース契約は結ぶものではなく、結ばせるものです(笑)。
EXITの明確さ
本件のもう一つの特徴は、EXIT、つまり出口戦略が明確であることです。
ファンド説明に
「運用終了予定日までに市場への売却、もしくは本事業者の固有財産とする方法により売却を行います」
とある通り、案件償還時のEXIT方法が市場売却のみならず、事業者が買い取ることでも完了するのはメリットです。
付け加えると、不動産投資型クラウドファンディングとしては無利息の拘束期間が短い(投資前でMAX20日、配当前に18日)のも良いところだと思います。
この点は、他の事業者にもどんどん見習ってもらいたいです。