10月末に会社を退職して、せっかくですので平日に小旅行に行って来ました。
その際の写真と、投資家の視点から考えたことを紹介します。
<目次>
天橋立の写真
全長3.6kmの砂州に5,000本の松が生い茂る、白砂青松の観光地です。
上からの眺めは傘松公園、あるいはビューランドからが有名ですが、今回はそれらより高い場所にある成相寺のパノラマ展望台に上ってきました。標高は約500mとのことです。
また成相寺では、ちょうど紅葉も見頃でした。
特に五重塔近くの紅葉は、一見の価値があると思います。
(成相寺本殿近くの紅葉)
(五重塔)
宿泊の費用
天橋立などの観光地は未だ新型コロナの爪痕が深く、宿泊費用はかなり安めになっていました。
その上に旅行サイトのクーポン、京都府が独自に行っているキャンペーン、さらに天橋立のある宮津市が独自に行っているキャンペーンなどを重ね合わせると、宿泊の費用はちょっとおかしなことになりました。
通常レート(二人、1泊2食):7,800円×2=15,600円
旅行サイトのクーポン:3,000円
「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」による宿泊割引:6,000円
同上プロジェクトによる金券分の割引:4,000円
宮津市ワクチン接種者向け金券分の割引:2,000円
合計:15,600-3,000-6,000-4,000-2,000=600円
金券をそのまま割引に適用した場合、宿泊代金は二人で600円。こんな時節でもなければ、あり得ないほどの金額です。
私の意見ですが、国などの制度が自分にとって都合が悪い方向に変わっても、それで文句を言うつもりはありません。その代わり制度は可能な限り利用させてもらいますので、当然今回の支援もありがたく受け取ることにしました。
(天橋立の白砂)
GoToとふるさと納税
現在検討中とのことですが、2022年の1月からはGoToも再開されるという情報があります。
GoToは利権だ、行けない人もいるから反対だ、などという意見もありますが、私の場合は前述の通り「あるものは有効利用する」という方針ですので、当然GoToも利用させてもらうつもりです。
そういえばずっと前の事になりますが、ふるさと納税について記事にしたところ、ふるさと納税は制度として欠陥品だから反対だ、という意見をいただいたことがありました。
私にはふるさと納税の制度が欠陥品かどうか、ということについて興味はありません。それをどうやったら自分のために活用できるか、という点が最大の興味対象です。
GoToにせよふるさと納税にせよ、万人のための政策ではないので、有効に使える人もいればそうでない人もいるでしょう。
世の中は初めから平等ではないですし、おそらく公平でもない。そんなもんです。
(元伊勢 籠神社)
情報の非対称性は利益の源泉
身も蓋もないことを言ってしまうと、情報の非対称性はいつの世も利益の源泉です。
それをどのように利用するかはその人しだいですが、他人が情報の非対称性を利用して利益を上げていることを批判するのはまちがっています。
世の中は知っている者が得をするようにできています。それは学校時代から何も変わっていません。
だからこそ調べ、勉強するモチベーションにもなるというものです。
などと言っている私も、別の分野ではおそらく無知であり、取り逃がしている便益もずいぶんあることでしょう。
それは私が無知なのですから仕方ありませんし、便益を得ている人を批判や非難することはありません。
その代わり、自分が得意なところ、利用できるところを最大限利用すればいいだけだと思います。