AIによりダイナミックにポートフォリオを見直すロボットアドバイザー、「ROBO PRO(ロボプロ)」の話題です。
今月のポートフォリオ見直し内容の紹介です・・・が、正直驚きの内容です。
<目次>
今月のポートフォリオ
ROBO PRO(ロボプロ)では、膨大なマーケットデータをAIが読み込み、その局面ごとに感情の入らない判断を行うことで、原則として1ヶ月に1度、ポートフォリオの見直しが行われます。
マーケットデータによっては、人間が驚いてしまうような見直しが行われる可能性もあるわけで、今月がまさにそれでした。
今月のポートフォリオは、シンプルに3つの投資商品への集中投資。
・新興国株:48%
・米国債券:21%
・金:30%
米国株が消えたということが、何よりも驚きです。
これまでの推移
ROBO PROのポートフォリオの、ここ6ヶ月の推移を示したものが上記の表です。
一貫して金(ゴールド)を高い割合で保有しているというのは、円安傾向はまだ続くという判断と推測できますが、米国株をゼロにしてまで新興国株を買い、さらに米国債券を買い増しているというのはどう判断すべきなのか。
私には分かりかねますが、これがAIの判断なら何らかのマーケットデータがそう言っているのでしょう。
ここ最近のロボプロは少し下げている状況です(*)が、私自身は裁量取引を行えるような腕ではありませんので、焦らずうろたえず、下がれば追加入金をしながら長い目で見ていきたいと思っています。
*11/25に20万円入金しています
「AI搭載」のロボアドはROBO PROのみ
ROBO PRO(ロボプロ)の最大の特徴は、「AIを利用したロボットアドバイザー」だということ。
時々ある誤解なのですが、世の中の多くのロボットアドバイザーは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しているだけであり、AIを利用していません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボアドの機能です。
ロボプロには、マーケットデータを読んで動的にポートフォリオを変更する機能があり、個人的にはこの点が別格だと感じています。
以前にロボプロの年1.1%という手数料が決して高くない、という記事を書きましたので、あわせてごらん下さい。