株式投資型クラウドファンディング(ECF)、「ユニコーン」の話題です。
そろそろ健康が気にかかる歳になってきた私には、ちょうどぴったりの案件かもしれません。
<目次>
募集要項
・株式会社未病マーカー研究所
募集期間:12/13 12:00~
利率・運用期間:株式投資型のため対象外
申込単位:10万円(5株)~50万円(25株)、5株単位
投資対象の「株式会社未病マーカー研究所」は、一滴の尿から健康リスクを浮き彫りにする「尿中未病マーカー」の研究と開発を行っています。
どのような仕組みで健康リスクを定量化しているのか、説明します。
健康リスク測定の仕組み
「尿中未病マーカー」は、採取した尿から以下の物質を測定し、腸内環境と自然免疫環境を定量化します。
・インジカン → トリプトファン系の代謝産物(濃度が高いと腸内環境の悪化が疑われる)
・ネオプテリン+ビオプテリン → 自然免疫環境(測定値が高いと免疫の活性化が疑われる)
もちろん完全な定量化は難しいですが、ある程度の相関があることは分かっているため、定期的に健康を意識することにより普段の行動が変容したり、セルフメディケーションにつなげたりすることができるようになります。
(インジカン検査キットの例)
事業計画とエンジェル税制
2024年3月期の売上計画として、すでに正式決定しているもの・決定間近なものを合わせると、1.3億円ほどは目処がついているとのことで、その後の事業計画は以下のようになっています。
(未病マーカー研究所社 事業計画)
計画はあくまでも計画ですが、未病マーカー研究所の測定技術は特許を取得しており、一定の競合優位性はあると推測されます。
また本案件は、エンジェル税制の「優遇措置B」の対象です。
本案件を含め、ベンチャー企業へ投資した金額の全額を、上限無しでその年の株式等譲渡益から控除することができます。株式譲渡益がある人にとっては、投資の後押しをする制度となるでしょう。