不動産投資型クラウドファンディングの話題を二つ、紹介します。
Fintertech株式会社の運営する「Funvest」と、日本プロパティシステムズの運営する「わかちあいファンド」です。
<目次>
Funvestは運営会社の信頼性が魅力
融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の「Funvest」は、何と言っても運営会社の信頼性が魅力。
運営会社のFintertech株式会社の母体は大和証券グループ、さらにクレディセゾングループもサービスに関与しています。数あるクラウドファンディングの中でも、運営者の信頼性はトップレベルではないでしょうか。
Fintertech社はクラウドファンディング以外にも、暗号資産の担保ローンや投げ銭SaaSシステムなど、大和証券グループの「出島」としてフィンテック分野のサービス展開を行っています。
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Funvestの案件とキャンペーン
Funvestでは、国内の不動産担保やモンゴル大手金融機関向けの案件を募集しています。
モンゴル案件は米ドル建てですが、為替ヘッジはあります。
またFunvestでは、1/31までに新規の会員登録申請を行い、2/10までに会員登録を完了することでもれなくAmazonギフト券1,000円分がもらえるキャンペーンが実施されています。
こちら、期限が残り少ないので興味ある方はお急ぎ下さい。
わかちあいファンド、新規案件
滋賀県大津の「株式会社日本プロパティシステムズ」が運営する、わかちあいファンドでは新しい案件が登場します。
・わかちあいクサツウエストⅠ
予定年利:2.55%
運用期間:3ヶ月(繰り返し組成)
募集金額:1,750万円
保全など:優先劣後出資
新案件は滋賀県草津の「クサツウエストロイヤルタワー」。
今回の案件は期間を3ヶ月と短くして、繰り返し組成する仕組みになっています。一度投資すると、3ヶ月ごとに「資金を償還する or 再組成ファンドの募集に応じる」を選ぶことができます。
利率は抑えめですが、繰り返し組成することを前提とする案件、かつマスターリースによる賃料保証もあることから、まずは短期間で不動産投資型クラウドファンディングを試したい、という方向けの案件になっていると思います。
ONIGIRI Funding
「きらめき不動産株式会社」が運営する不動産投資型クラウドファンディング、「ONIGIRI Funding」でも動きがありました。
2021年3月に2番目のファンドを募集して以来、次のファンドが出ていなかったのですが、2022年には新しい案件が登場するとのこと。
ONIGIRI Fundingの案件は1号ファンド・2号ファンドともに年利8%と高利率だっただけに、次の案件が楽しみです(できれば、募集枠が大きければいいのですが)。