AIを搭載したロボットアドバイザー、「ROBO PRO(ロボプロ)」の話題です。
株式が大きく値を下げた2022年1月末、定例のROBO PROのリバランスが行われました。
<目次>
AI判断が冴えた2022年1月
2022年1月、各国の相場は大きく下げた中で、ROBO PRO(ロボプロ)のAI判断は冴えていたと言えます。
2021年12月の時点で、ROBO PROは米国株を全て売却してノーポジション。
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1月はご存じの通り米国株が大きく値を下げましたが、米国株を所持していなかったROBO PROの場合、資産への影響は少なく済みました。
ここ1ヶ月の資産推移は以下のようになっており、米国株の下落と比べれば影響の少なさは明らかです。
2022年の1月にROBO PROがどのような戦略で投資をしたかについては、以下の記事で紹介しています。
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2022年1月末のリバランス
ROBO PRO(ロボプロ)では、基本的に1ヶ月に一度ポートフォリオのリバランスを行います。
(*コロナショック等、大きな相場の動きがあった場合は随時)
一度米国株をゼロにまで落としたROBO PROですが、1月末のリバランスで米国株が復活しました。それぞれの資産クラスの割合は、以下のようになっています。
全体として、ゴールドを少し減らして株と債券に振り分けたポートフォリオになりました。
この動きをどのように判断するかは投資家次第ですが、米国株の値動きは2022年1月よりは多少落ち着く、とAIが判断しているのだと推測できます。
AIの判断を自分の投資行動の参考にできるという意味で、ROBO PROの動きを追いかけていく価値はあるでしょう。
「AI搭載」のロボアドはROBO PROのみ
ROBO PRO(ロボプロ)の最大の特徴は、「AIを利用したロボットアドバイザー」だということ。
世の中の多くのロボットアドバイザーは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しているだけであり、AIを利用しているわけではありません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボアドの機能です。
ロボプロには、マーケットデータを読んで動的にポートフォリオを変更する機能があり、個人的にはこの点が別格だと感じています。
以前にロボプロの年1.1%という手数料が決して高くない、という記事を書きましたので、あわせてごらん下さい。