海外特化の融資型クラウドファンディング、クラウドクレジットでの2月の償還、そして私の投資状況の紹介です。
カメルーン案件を筆頭にいくつかの問題が起きましたが、今後はどうなるでしょうか。
<目次>
今月の償還状況
今月のクラウドクレジットの償還状況は、以上のような状況です。
一歩前進したのは、赤枠で示した「メキシコ省エネ事業ファンド」で、二つのファンドがおよそ予定通りの満額償還となっています。
現在の全体投資状況は以下の通り。投資中ファンド16本のうち、11本は何らかの状況で遅延しています。
全体の投資状況
クラウドクレジットにおける全体の投資状況は、上記の通りです(2021年9月期の時点)。
投資したファンド全体では、損益は訳+63万円の黒字、IRR(収益率)は年利で3.2%。多くのファンドで遅延が起き、いくつかのファンドでは損失が出ていますが、今のところ私の成績はプラスとなっているようです。
(関連記事)
www.sallowsl.com
クラウドクレジットの案件に関しては、カメルーン案件のように脇が甘かったために起きたものもありますが、長引く新型コロナの影響をモロに受けている分野だということは、また独立して考えるべきだと思います。
などと言うと「擁護するのか」とお叱りを受けるかもしれませんが、別にそんなつもりはなく、損失が出た事業者を叩くのなら、その投資を判断した自分自身のことは数倍か十数倍殴りつけないといけない、と考えているだけです。
なのでこれでも、私的にはきちんと「アカンものはアカン」と言っているつもりです。
新体制、さてどうなるか?
クラウドクレジットは2022年1月に、新体制の発表を行いました。
2021年がクラウドクレジットにとって厳しい年であったことは間違いなく、2022年はその現状を打破すべく企業体質の改善に努めていく、とのこと。
私は現状の遅延案件が片付くまでは基本的に様子見ですが、クラウドクレジットの「資金需要と供給をつなぐ」という考え方には変わらず共感しており、今後の状況しだいでは投資を再開する予定にしています。
今度管理体制を強化し、どう変わったのかを目に見える形で見せてもらえることを期待しています。