今回はクラウドファンディングそのものではありませんが、運営会社の話題です。
不動産特化のクラウドファンディング「OwnersBook(オーナーズブック)」を運営するロードスターキャピタルが、東証一部に昇格(市場変更)することになりました。
<目次>
プレスリリース内容
不動産特化のクラウドファンディング、「OwnersBook(オーナーズブック)」の運営会社であるロードスターキャピタル社の株式が、2022/3/18付けでマザーズ→東証一部に市場変更することになりました。
また4月に予定されている東証再編の折には、プライム市場への申請を予定しているとのことです。
・東京証券取引所新市場区分「プライム市場」選択に関するお知らせ
(ロードスターキャピタル社の株価、楽天証券より引用)
ロードスターキャピタル社の株価は、2022年1月頃から急進しています。ホルダーの皆様、おめでとうございます!
(なお私は安定のノンホル・・・というか個別株持ってないです)
オーナーズブックの近況
オーナーズブックは、融資型クラウドファンディングの中でも老舗の事業者です。
不動産特化の事業者で、全ての案件に不動産の担保が付いています。
オーナーズブックでは先着式・抽選式の両方が募集され、また一部案件についてはロードスターキャピタル社の株式を保有している場合に優先的に投資できる「株主優待」も設定されています。
これまでの長年の実績から信頼度は高く、先着式の場合はほぼ瞬間蒸発し、抽選式になれば数倍の抽選倍率となるのがオーナーズブックです。
私も投資している1案件について遅延が発生していますが、個人的にはそこまで大きな心配はしていません。
また遅延の事実をトップページに掲載し、投資している人だけではなく全員に公開している姿勢は評価されるべきだと思います。
東証一部、プライム市場がオーナーズブックにもたらす影響
ここからは私見となります。
ロードスターキャピタル社がマザーズから東証一部、そしてプライム市場になることにより、クラウドファンディングにどのような影響があるかというと・・・おそらく短期的には影響は少ないと思います。
(市場変更記念のキャンペーンという可能性もありますが、オーナーズブックはあまりそういう事業者ではないので)
ただ中長期的にはプライム市場になることでビジネス規模が拡大し、併せて管理体制の強化&資金調達のやりやすさが重なれば、クラウドファンディングにも良い影響が出てくることは間違いないでしょう。
個人的には以前に募集していたエクイティ案件や、非上場eREITなど面白い案件が出てくることを期待します。