AIが搭載され動的にポートフォリオを変化させるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
ロボプロの運用成績と、最近の国際情勢を受けてのリバランス状況について。
<目次>
ROBO PROのおさらい
*この項は、ロボプロを良く知らない方向けです。すでに特徴を知っている方は読み飛ばしてください。
ROBO PRO(ロボプロ)の最大の特徴は、「AIを利用したロボットアドバイザー」だということ。
世の中の多くのロボットアドバイザーは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しているだけであり、AIを利用しているわけではありません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボットアドバイザーの機能です。
以前にロボプロの手数料(年1.1%)は決して高くないという記事を書きましたので、あわせてどうぞ!
2020年1月からのパフォーマンス
ロボプロがサービスを開始した2020年1月からのパフォーマンスを、TOPIXや一般的なロボットアドバイザーと比較したものが以下のグラフになります。
ROBO PRO(ロボプロ)は世界全体の株や債券、金などを投資対象としていますので、日本株を基準としたTOPIXとの比較はそこまで意味がありません。比べるとしたら一般的なロボットアドバイザーでしょう。
ロボプロが参考にしている指標の「一般的なロボットアドバイザー」は、W社のリスクグレード3~4(*)とのことです。
*株式50~70%、債権10~30%、金と不動産で10%
下記の通りロボプロは一般的なロボットアドバイザーと比べ、ここ1年強でみても優秀な成績です。
コロナショックによる下落を限定的にとどめ、その後の市場回復を十分に物にした点が、この優秀な成績を生み出すことになりました。
直近のリバランスと次の予定
ROBO PROの直近のリバランスは、3/2に行われました。
内容は「米国株式/先進国株式をUP、金/新興国株式をDOWN」です。
次のリバランスは3/29に行われる予定とのことで、ウクライナ情勢に関してのリバランスは行われませんでした。
(関連記事)
www.sallowsl.com
私の投資成績は下記の通りです。3月上旬に一旦落ち込みましたが、最近は回復傾向にあって何よりです。