クラウドファンディング関係で、良いニュースがありましたので紹介です。
不動産投資型クラウドファンディングの「CREAL(クリアル)」、株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」です。
<目次>
CREAL、上場へ!
不動産投資型クラウドファンディングの「CREAL(クリアル)」から、ビッグニュースが飛び込んできました。
運営会社のCREAL(クリアル)社が、2022年4月28日付けで東証グロース市場への上場が承認されたとのことです。
上場会社がクラウドファンディングに参入するケースは複数ありますが、クラウドファンディングをメインビジネスの一つとする会社が上場したというのは、大きな意義があると思います。
上場により資金調達が容易になりビジネスの拡大が起きれば、クラウドファンディング事業にも良い影響が起きるでしょう。
そういえば記憶を探ってみたところ、2019年にCREAL(その当時はブリッジ・シー・キャピタル社)にインタビューしたところ、IPOの予定はあるとの返答をもらっていました。何はともあれ、おめでとうございます!
FUNDINNO、博報堂&岡三証券と提携!
もう一つの朗報は、株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」から。
FUNDINNOは、博報堂の新規事業開発を目指す「ミライの事業室」と業務提携契約を締結しました。
これによりFUNDINNOは将来性のあるスタートアップ企業の選定と紹介を行い、博報堂はスタートアップ企業との事業共創を行っていくことになります。
(引用元:下記記事)
(参考URL)
www.hakuhodo.co.jp
さらにFUNDINNOは、岡三証券との間でも資本業務提携の締結を発表しています。
これらの提携により、プライマリー・セカンダリー合わせたECFの発展と、投資後のフォローが手厚くなることに期待です。
(参考URL)
www.okasan.jp
クラウドファンディング×広告代理店、にはこんな例も
不特定多数から資金を集める(≒不特定多数に認知される)クラウドファンディングと、広告事業を通じた事業共創・事業発展を行う広告代理店の組み合わせは他にもあります。
貸付投資の「Funds」は2020年の8月、電通と資本業務提携を行いました。
その狙いは、個人と企業がつながる新たなファンコミュニティ施策「FinCommunity Marketing」。
「投資」を通じたコミュニティ形成のきっかけを提供する、これまでにはなかったマーケティング手法で、実際にこれを用いたファンドも登場しています。
クラウドファンディングは、投資家と資金が集まればその上にどんなプロダクトを乗せるかの自由度が高い仕組み。これからも新しい取り組みが出てくるのか、注目しています。