今回はクラウドファンディングに関する雑記です。
タイトル通り、SBISLの事業承継を表明した融資型クラウドファンディング「バンカーズ」について。
<目次>
事のあらまし
SBIソーシャルレンディング(SBISL)が募集した一部の案件に問題が起き、その影響としてSBISLはサービスを停止することになりました。
そのSBISLの事業承継を表明したのが、バンカーズです。
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以前からバンカーズでは、SBISLと共通の貸付先(*最後まで正常に案件が終了した貸付先です)へのファンドを組成するなど、SBISLの後釜になるような動きがありました。
それが今回、正式に事業承継することになったというわけです。
最終契約の予定は2022年3月下旬。その後5月中旬を目処にして、SBIソーシャルレンディングのユーザ向けに新たなファンドを組成する予定とのことです。
バンカーズはSBIの後継たり得るか?
今回のお題はタイトル通り、「バンカーズはSBISLの後継たり得るか?」というもの。
確かにバンカーズは。SBISLの事業承継をする旨を宣言しました。しかしそれは当然ですが事業承継が「できる」ことを意味しません。
結論を言ってしまえば、現段階においてバンカーズはSBISLの後継にはなり得ないと思っています。
(後述しますが、あくまでも「現段階において」です)
理由は簡単で、SBISLが圧倒的な集金力を誇っていたのはひとえにSBIグループという看板があったためです。
だからこそSBIグループはSBISLで問題が起きた時に、投資商品では通常認められない「損失補填」に例外条件を適用してでも、投資家の損失をカバーしました。ここまでの力技を用いた理由の一つは、グループの一社に過ぎないSBISLの問題がSBIグループ全体に波及することを懸念してでしょう。
SBISLからバンカーズが全株式を譲渡されたことは、SBISLの事業承継という意味と同時にSBIグループと無関係になる、ということを意味します(SBISLの株主は100%SBIHD)。
ならばそれに並ぶほど大きな看板に替えない限り、本当の意味で後継にはなり得ないと考えるのは自然なことでしょう。
あくまでも「今は」。今後には期待
先ほどの「後継にはならない」というのは、あくまでも現段階における私の所感です。
当然ながら今後の展開しだいでは、この所感が変わることは十分にあると予想しています。
例えばバンカーズの運営会社(バンカーズHD)は、2021年の時点で幅広い相手に対する第三者割当増資により、10億円の資金調達を完了しています。
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今後も金融機関などとの資本・業務の両面にわたる提携関係が進めば、いずれはどこかの看板を掲げる時が来る可能性はあります。
また5月に募集予定のSBISL投資家向け新ファンドの内容も注目で、おそらくはSBISLでこれまで問題がなかった貸付先のファンドを組成することになると予想しますが、何らかのサプライズがあるかもしれません。
何よりクラウドファンディング投資大好きな私としては、バンカーズがSBISLからバトンをきっちりと受け取り、事業承継を完遂してくれることを願ってやみません。
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