動的にポートフォリオが変わるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
2022年4月のポートフォリオを紹介します。
<目次>
ROBO PROのおさらい
*この項は、ロボプロを良く知らない方向けです。すでに特徴を知っている方は読み飛ばしてください。
ROBO PRO(ロボプロ)の最大の特徴は、「AIを利用したロボットアドバイザー」だということ。
ロボプロ以外のロボットアドバイザーの多くは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しているだけであり、AIでマーケットデータを読んでいるわけではありません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボットアドバイザーの機能です。
以前にロボプロの手数料(年1.1%)は決して高くないという記事を書きましたので、あわせてどうぞ!
2022年4月のポートフォリオ
ロボプロは基本的に1ヶ月に1度、ポートフォリオの「大幅な」見直しをします。
一般のロボットアドバイザーが行うリバランスではなく、毎月新しいポートフォリオで投資を行っているようなものです。
2022年4月のロボプロポートフォリオでは、久々に「米国REIT」が登場しました。
私がROBO PROのポートフォリオデータを集めているのは2020年11月からですが、これまでのデータを見る限り、米国REITが登場したのは2021年9~10月の2ヶ月のみです。
ここ6ヶ月のポートフォリオ推移は、下記のようになっています。
米国REIT指数との比較
米国REIT指数(iシェアーズ 米国リートETF)のここ1年の値動きは、以下のようになっています。
赤丸部分が、ロボプロで米国REITを保有した2021年9~10月の部分です。
(出典:https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=1659)
米国REITを所有した時点の科学は2,500円程度、その後手放した10月末には2,700円まで上がり、ロボプロはこの分の値動きを利益にしたことになります。
さて今回、チャート上では3,000円まで上がっている米国REITを所有したわけですが、どうなることか。
現在の私のロボプロ投資成績は、最近の円安の影響もあり、+22%程度の利益となっています。