TPM(東京プロマーケット)上場のTSON社が運営する不動産投資型クラウドファンディング、「TSON FUNDING」の話題です。
さすがにここまで利率が下がると、テコ入れが必要ということなのでしょう。
<目次>
年利5%はさすがに苦戦
TSON FUNDINGで現在募集中の案件は、愛知県清須市の新築賃貸住宅(1棟5戸)を対象としています。
・SMART FUND23号
予定年利:5.0%(先着式・後入金制)
運用期間:約7ヶ月
募集金額:1億2,195万円
保全など:空き室保証付き、優先劣後方式 劣後比率約10%
さいたま市の新築賃貸住宅(3棟12戸)を対象とする、匿名組合型のファンドです。
入居開始後は全期間空室保証付きで、運用期間も7ヶ月と短いのですが、TSON FUNDINGのこれまでの案件が年利6%以上であったことに比べると年利5%は見劣りがしたのでしょう。集まりはイマイチで、テコ入れが入ることになりました。
テコ入れ内容
今回のテコ入れは、「出資者全員に【出資額の1%を商品券にて還元】する」というものです。
*もちろん、最初から出資した人も含め、全員が対象です。
通常こういったキャッシュバックはAmazonギフト、あるいは楽天ポイントなどで行われることが多いのですが、今回の案件が面白いのは「JCBギフトカード」で行われるという点です。
JCBギフトカードはリアルで買い物をする事を考えると、なかなか使い勝手のよい特典。
7ヶ月で出資額の1%なら、年利に割り戻せばなかなか高利率の特典ですし、ここは一つ釣られてみました。
こういった条件の変更については様々な意見がありますが、世の中相対的に有利なサービスはいずれ希釈されていくのが当然のこと。
どんな条件で募集するかは事業者の自由で、応募するかは投資家の自由なのですから、これで条件はフェア。正当な要望ならともかく、条件が悪くなったことに文句を言うのは単なるクレーマーってもんです。
投資家登録キャンペーン
TSON FUNDINGでは新規会員登録をした先着2,000名に、Amazonギフト券1,000円分をもれなくプレゼントするキャンペーン中です。
(キャンペーン対象期間:2022年6月末まで)
不動産投資型クラウドファンディングでは珍しく、TSON FUNDINGでは収益が不動産所得になる「任意組合型」の案件も扱っています。
私の場合は雑所得の方が都合が良いのですが、中には不動産所得の方が都合が良い人もいるでしょう。いずれにせよ選択肢があることは良いことだと思います。
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