株式投資にある「株主優待」、そのクラウドファンディング版の「優待投資」という考え方を紹介します。
あくまでも現金リターンの副産物ではありますが、これを楽しみにするのも投資の一つの形でしょう。
<目次>
- 優待投資とは? 株主優待との大きな違い
- 優待案件はタイミング
- 優待投資といえば・・・の「Funds(ファンズ)」
- 投資で焼肉がもらえる「COOL(クール)」
- COOLと共通案件を扱う「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤー オーナーズ)」
優待投資とは? 株主優待との大きな違い
株式投資の一つの形として、株主優待という投資方法があります。
賛否はともかく、優待を目的として株式投資を行う人は一定数いますし、株式投資の魅力の一つとして定着していることにまちがいはないでしょう。
今回話題にするのは、この株主優待のクラウドファンディング版。
投資型クラウドファンディングの最大の目的は金銭リターンですが、中には投資することにより優待を受けられるクラウドファンディングもあります。
株主優待と異なるところは、クラウドファンディングは売り買いという概念がないので、優待クロス(現物株式の買い+信用取引の売建を同時に行う取引)が使えないことです。
優待案件はタイミング
株主優待をベースとして考えた場合、クラウドファンディングの優待投資でもう一つの注意点は、「案件が常時出ているわけではない」という点です。
株主優待では多くの上場会社が株主への優待を行っているため、クロス取引ができるかどうかはともかく、毎月優待案件が登場します。
一方でクラウドファンディングはそもそもの案件数が上場株式数とは異なる上、株式の場合とちがって優待を行う意義がある会社がすべてではないため、常に優待案件があるというわけではありません。
そのためクラウドファンディングでは、優待はあくまでも金銭リターンの副産物としてとらえるべきです。
このような事情からクラウドファンディングで優待投資を狙うなら、複数の事業者に登録する必要があります。
株式投資とは様々な点が異なりますが、投資商品としての質が異なるのでこれは当然のことでしょう。
優待投資といえば・・・の「Funds(ファンズ)」
ここからは、実際にクラウドファンディングで優待投資のある事業者を紹介します。私も実際に投資しています。
優待投資といえば、まずは「Funds(ファンズ)」。
投資を通じて企業のファンを作る、「FinCommunity(フィンコミュニティ、Finance × Community)」のサービスを行っている事業者なので、他の事業者と比べて投資家との関係性を重視する傾向が強く、優待案件が多く登場しています。
実際私も投資を行い、高級ホテルでの宿泊やアフタヌーンティなどの優待を体験したことがあります。
(参考記事)
www.sallowsl.com
(Fundsの会員登録方法)
fanblogs.jp
投資で焼肉がもらえる「COOL(クール)」
次に紹介するのは「COOL(クール)」。
東証グロースに上場し、資産に関するメディア運営、管理・アドバイザー業を行う「ZUU社」が運営する、融資型のクラウドファンディングです。
最近のCOOLでは、貸付先のグループ企業が運営する高級焼肉店やすっぽん・ふかひれ料理店のギフトがもらえる案件が複数回登場し、私も焼肉をゲット+案件も無事償還されました。
(参考記事)
www.sallowsl.com
COOLと共通案件を扱う「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤー オーナーズ)」
もう一つ紹介するのは、有名なクラウドファンディングの「CAMPFIRE」が運営している融資型クラウドファンディング、「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤー オーナーズ)」。
「CAMPFIRE Owners」では前掲の「COOL」と似たような案件を応募することがあり、こちらでも焼肉案件が登場しました。
そしてもちろん投資しました。
最近これらの案件から特典としてもらえる高級焼肉を何回かもらったおかげで、外食で焼肉屋に行く機会がめっきり減ったというのは、嘘のような本当の話だったりします笑
(参考記事)
www.sallowsl.com