不動産投資型クラウドファンディングの老舗、「CREAL(クリアル)」から大量のメールが到着。
何が起こったかと見たら、大規模な償還が発生したようです。
<目次>
突然のメール
先日メールを開くと、CREALからの大量のお知らせが届いていました。
何が起こったかというと、私の投資している複数の案件(というか、半数以上の案件)で期限前償還が起こる予定となったようです。
さすがにこれだけの大量償還、何らかの事情があると考えるのが自然でしょう。
ということで、ちょっとまとめてみました。
まとめ(私の場合)
私が投資しているうち、今回の一連のお知らせで期限前償還(予定)となったものをまとめてみました。
当初想定の運用期間、案件紹介から分かる売却活動開始の時期、契約終了予定と運用期間は以下の通りとなります。
期限前償還のお知らせは同時に来ましたが、見ての通り契約終了予定はかなり異なるので、同時に元本償還が行われるということではありません。もっとも遠い契約終了予定は、2023年の2月となっています。
ちなみに私の場合、合計で償還される元本は617万円です。
売却先について
今回の大規模償還ですが、CREALの公式サイトによると香港の大手不動産投資会社で、日本でも多数の投資実績のある「Gaw Capital(ガウ・キャピタル)」への売却によるものです。
今回の取引をきっかけとして、CREALはガウ・キャピタルと継続的な取り組みを進めていくとのこと。
元々CREALでは数億円規模の不動産を中心にファンドを組成していましたが、これらのファンドをまとめることで100億円程度の規模となり、機関投資家等へ一括売却を行えるようになる+そのマネジメント業務も受託するなど、新たなビジネスの創出に繋がるとの説明がありました。
上場との関連性は?
CREALは2022年4月28日付けで東証グロース市場へ上場することになりました。
すでに上場している会社がクラウドファンディングに参入するのではなく、クラウドファンディングをメインビジネスの一つとする会社が上場したというのは、大きな意義があると思います。
今回のガウ・キャピタルへの物件売却と大規模償還、CREALの上場と無関係ということはないと思います。
CREALの中の人とは何回か打ち合わせしたことがありますが、聞いたところで教えてくれるはずがない(そんなことしたらコンプラ的に大問題)ので、まずは無事の償還と今後のクラファン事業の発展を祈念いたします。
(それと上場会社の資金力で、那覇物件も無事着地のほどよろしくお願いします)