貸付投資の「Funds」から、ユニークな案件が登場しました。
貸付先はまさかの相手。間接的とは言え、三菱UFJ銀行に貸し付けることができるファンドです。
<目次>
ファンドの概要
今回のファンドの概要です。
・Money Canvasファンド
募集期間:2022/4/28 10:00~2022/5/9 10:00(抽選式)
2022/5/12 19:00~5/23 15:00(先着式)
予定年利:1.0%
運用期間:11ヶ月
募集金額:1億円(うち、抽選式で9,000万円)
保全など:三菱UFJ銀行へのリコースローン
投資対象は三菱UFJ銀行ですが、「間接的に貸付できる」という表現からして直接の貸付を行うものではありません。
三菱UFJ銀行のリリースした「Money Canvas」という、資産運用や投資商品の紹介を行うアプリの販促・紹介のためのファンドであり、貸付という名目ですが実際は宣伝広告費の性質を持つと思われます。
今回は限定ファンドになります
今回のファンドは誰もが出資できるというわけではなく、出資条件があります。
出資条件は「三菱UFJ銀行が提供する資産運用プラットフォーム、「Money Canvas」経由での申し込み」であり、今回のファンドに出資するには
・Fundsへの会員登録
・Money Canvasへの登録
の両方が必要です。このことからも本ファンドが実際は貸付ではなく、Money Canvasの知名度向上と販促を目的としていることが分かります。
出資方法
今回のMoney Canvasファンドに出資するためには、Money CanvasとFundsの両方に会員登録をする必要があります。
具体的には、Money Canvasにログインしてから、キャンペーンバナーをクリックします。
後はこのまま出資手続きを進めていくことで、今回のファンドに出資することができるようになります。
ファンドの意義について
今回のファンドは貸付投資という体裁は取っていますが、実際は「Money Canvasの認知度向上を図るためにFundsで案件を組成した」というのが主な狙い。
そんなファンドを三菱UFJが失敗させる理由もなく、そもそも1億円の1%の利息を払えないなどということもないので、今回のファンドはほぼ間違いなく予定通り償還されることになると思われます。
また別の面からこのファンドを見ると、銀行から企業がお金を借りるというのが普通の世の中において、「三菱UFJ銀行に間接的に貸付できる」という点はかなりユニークです。
Fundsでクラウドファンディング投資をやっていなければ、この妙味は味わえません。これだけでも大きな意義になると考えるのですが、いかがでしょうか?
(Fundsの会員登録方法)
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