不動産投資型クラウドファンディングの「TECROWD(テクラウド)」から、新たな案件が登場しました。
募集中のウクライナ支援ファンドとともに紹介します。
<目次>
はじめて投資キャンペーン
TECROWDでは2022年5月中、「はじめて投資キャンペーン」を開催中。
2022年5月に募集開始のファンドに、「はじめて」投資完了することでもれなく3000円のAmazonギフト券がもらえます。
3000円は同種のキャンペーンでもかなり太っ腹な方。興味がある方は、まず会員登録からどうぞ!
(TECROWD 会員登録方法)
www.sallowsl.com
TECROWD30号ファンド
TECROWDから募集される30号ファンドの概略です。物件は前回の29号と共通です。
・TECROWD30号ファンド Three City Towers
募集開始:5/19 18:00~(先着式)
予定年利:9%
運用期間:12ヶ月
募集金額:4億700万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約30%(Invescoreグループが出資)
今回の対象となる案件は29号と同じく、カザフスタンの旧首都アルマティ市の中心近くに建設予定の、商業施設と住居の複合施設「Three City Towers」です。
29号と同じ点、異なる点について紹介します。
29号ファンドとの共通点・相違点
「Three City Towers」は全体で第三期まで分けられたプロジェクトで、今回はそのうち第一期部分が対象。
第一期は土地面積5,821㎡、延べ床面積50,550㎡(住居部分26,800㎡、商業施設部分23,750㎡)の建物の建設。
前回も今回もこの第一期が投資対象で、下記の通り29号・30号ファンドで第一期の土地全体をカバーすることになります。
(左が29号ファンド、右が30号ファンドの投資対象)
以下は前回と同じ紹介ですが、カザフスタンでは、建築確認取得後でないと融資実行が難しいため、今回のファンドは建築確認を取得するまでのファイナンスを行うものです。
建築確認取得後は、TECROWDを運営するTECRA社のグループ会社から融資承諾を得ているとのことです。
案件のリスク
29号ファンドでも同じことを書いていますが、本ファンド最大のリスクはカントリーリスク。
カザフスタンはロシアによるウクライナ侵攻には明確にNOの態度を取っているとは言え、どちらかと言えばロシアに近い関係性を持った国です。
(ただしカザフスタンの経済はロシアへの依存度は低いことから、カントリーリスクが高いとまでは言えないと思います)
カザフスタンのリスクをどの程度と見積もるかは投資家しだいですが、一定のリスクを呑み込んだ上で分散投資の対象として検討する価値はあるでしょう。
一方で、高利率のみに注目して投資を行うのは禁物なファンドでもあると考えます。
(TECROWD 会員登録方法)
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ウクライナ支援の寄付型ファンド
TECROWDでは現在、ウクライナの緊急支援ファンドも募集中です。こちらは寄付型になるので、リターンはありません。
寄付型のファンドなので勧めるとか勧めないとかいう性質のものではなく、最終的にはその人の考えと善意によるところとなりますが、案件内容を見るだけでも見ていただければ幸いです。
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