ツイッターでやりとりさせていただいている、すずしろさん(@suzusirodaigo)からチケットをいただきました。
そのチケットを利用して、京都嵐山の「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」さんのアフタヌーンティへ行って来ましたので、内容の紹介です。
<目次>
さすがラグジュアリー。
「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は嵐山の中でも、桂川の上流に位置しています。
位置的には、渡月橋の北詰から西側に400メートルくらいです。
(嵐山の渡月橋)
(渡月橋北詰から西側の道。突き当たりに翠嵐さん)
翠嵐さんはその名前の通りラグジュアリーホテルで、平日2人1泊・朝食付きでも1人5万円を超えるお宿。
私は温泉好きでそこそこあちこちに行ってますが、さすがにこのクラスのお宿は二の足を踏みます。そんなお宿でもアフタヌーンティなら一人5,000円ちょっとで行けます。
アフタヌーンティは離れの「茶寮 八翠」で。席が用意されるまでは、桂川を臨む上品なお庭がウェイティングルーム代わりとなっていました。
(桂川を臨む翠嵐さんのお庭)
(離れの「茶寮 八翠」)
和のアフタヌーンティ 内容紹介
「茶寮 八翠」さんで供されるのは、一風変わった「和のアフタヌーンティ」。
(茶寮 八翠さんの内装)
一般のアフタヌーンティは場所にもよりますが、おおむね食べ物の半分以上がスイーツ、半分以下がセイボリー(塩味のお菓子など)で出来ていることが多いです。
一方で八翠さんのアフタヌーンティは「おぞよ(おかずのこと)」が多く、スイーツは一部だけという特徴があります。
(和のアフタヌーンティ メニュー)
(ドリンクメニュー)
最初のドリンクとして、抹茶もしくはシャンパンを選ぶことができました。ということでシャンパンで優雅(?)にカンパイ。
(偶然にも新緑を映していい感じになったシャンパングラス)
アフタヌーンティ紹介(おかず類)
八翠さんのアフタヌーンティは、「和の」と付いているように器や盛りつけも和風でした。
(アフタヌーンティ 全体)
ずっしりと重い陶器のお重の中はメインのおぞよ(おかず)、左上から右に向かって
「グランマニエとイチゴのフルーツサンド」、「よもぎ豆腐のフライとタルタルソース」、「バナナと酒粕ヨーグルト」、「カカオとカスタードクリームの最中」、「笹巻麩」、「かんぴょう、茗荷、ゆず胡椒のお寿司」、「グレープフルーツと春雨サラダ」、「オリーブとトマトのマリネ」、「だし巻き卵ともろみ味噌」。
(陶器のお重の中にある、メインのおかず)
木箱の中には温められた石が入っており、中には
「米粉パン」、「玉ねぎとナスのキッシュ」、「ヤングコーンの磯辺揚げ」。
(温められた石の入った木箱のおかず)
その他に、「味噌のクルトンと野菜のブルーテ」と、米粉パンに付けて食べる柚子ジャム。
(ブルーテと柚子ジャム)
アフタヌーンティ紹介(スイーツとドリンク)
和のアフタヌーンティなので、スイーツも全て和菓子。和菓子は全て、京都にある創業200年以上の和菓子処、亀屋良長さんのものを使用しています。
上から、亀屋良長の伝統銘菓「烏羽玉」をアレンジした、トマト味の白あんを包み込んだ「トマト烏羽玉」、ミツマメやアンミツを一口サイズにした「ミツマメ(グレープフルーツ)」と「あんみつ(抹茶)」、そして青梅味の羊羹を青梅入りの求肥で巻いた「醒ヶ井(青梅)」。
(烏羽玉、ミツマメ、あんみつ、醒ヶ井)
紅茶はダマンフレール、日本茶は一保堂茶舗のものを使用しているとのこと。
一保堂茶舗さんの焙じ茶は、香り高くて個人的に好みです。なお「いり番茶」はそのさらに上を行き、「好みが分かれる」と公式が言い切っているスモーキーな焙じ茶なので、興味ある方は是非。
(ダマンフレールのダージリン)
(一保堂茶舗の焙じ茶)
まとめ
茶寮 八翠さんにおける和のアフタヌーンティは、良い意味で他のアフタヌーンティに慣れている人こそ行って欲しい、お菓子というよりおかずをメインにしたものでした。
一つ一つの量は少ないのですが、のんびり食べていると意外にお腹にたまります。
開始時間は11時、12時半、14時、15時半の一日4部制で、席の時間は1時間半、ドリンクのラストオーダーは1時間です。お値段はこれを書いている2022年5月時点で、税・サービス込み5,313円。
今回はすずしろさん(@suzusirodaigo)からソウ・エクスペリエンスの2名分チケットをいただきました。チケットを利用することを直接施設に告げ、電話で予約を取るスタイルです。
アフタヌーンティに限らずですが、自分に興味があることでも物理的に遠いとなかなか行けないもの。そういう時に代わりに行ってもらうというのは面白い考えです。
ある意味で購入型クラウドファンディングと似たような性質を持っているイベント、と言えるかもしれません。何にせよ今回はありがとうございました!