不動産投資型クラウドファンディング、「Victory Fund」から新しい案件が登場しました。
実に約8ヶ月ぶりの新ファンド募集となります。年利10%と魅力的ですが、注意点についても紹介します。
<目次>
小平市用地収益化プロジェクト No.4
8ヶ月ぶりに募集されるファンドは、「小平市用地収益化プロジェクト No.4」です。
・小平市用地収益化プロジェクト No.4
募集開始:5/17 13:30
予定年利:10%
運用期間:12ヶ月
募集金額:8,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後出資500万円
これまでにも3回募集された小平市用地を収益化案件で、不動産の開発案件です。
過去3回の募集のうち1回目は2022年1月で償還、2回目は2022年6月に償還予定(こちらには私も投資しています)。
今回のファンドでは、元々予定していた小平市土地の残り分が対象となり、これで本物件の開発は完了することになるとのことです。
物件の場所と道路計画
これまでのファンドと同じなので、物件の場所は「都市計画道路(小平3・3・3号)」の対象地域。
都市計画道路の内容と地図を見比べると、道路部分は下記地図の「小平市立小平第十五小学校」の北側部分のようです。
・小平都市計画道路3・3・3号新五日市街道線 事業概要(pdfファイル)
これまで3回のファンドの賃借人である設計施工企業が、償還完了及び予定の1・2回目の整備運用を完了したことにより、1・2回目に隣接する土地についても賃貸希望があり、今回のファンド組成につながりました。
今回の土地371㎡を1000円/㎡で貸し出した場合の賃貸収益利回りは約5.6%、売却価格については9,500万円を予定しているとのことです。
リスクと投資判断
今回の小平市ファンドは、これまでの1・2号における開発運用が軌道に乗ったことから追加で募集されるわけなので、一定の実績はあります。
一方で本案件はあくまでも開発案件なので、予定している設計施工企業への売却がうまくいかなかったり、その他のリスクは存在します。
*個人的には、令和8年以降に予定されている都市画道路の供用が行われれば、どういう形であれ出口戦略はうまくまとまると思いますが。
ということで高利率ではあるものの、一定の不確実性もあることを呑み込んだ上で分散投資すべきだと思っています。
私はすでに小平市の案件が一つ償還され、もう一つも来月には償還される予定なので、少額での投資を検討しています。
Victory Fundは一定のリスクもありますが、これまで募集している案件が全て年利10%以上と高利率が魅力。
次の案件を期待して会員登録をしておくのはどうでしょうか。その際には、広告リンクを利用いただければ幸いです。