AGクラウドファンディングから、「アイフルファンド #11」が登場しました。
年利1.2%と条件だけを見れば大したことはないのですが、このファンドの意義について考えてみました。
<目次>
アイフルファンド #11
AGクラウドファンディングから新たに募集されるファンドは、「アイフルファンド #11」。
・アイフルファンド #11
募集開始:~05/23 23:59
予定年利:1.2%
運用期間:6ヶ月
募集金額:2億円
アイフルファンド#11は、アイフル社へのリコースローンです。
年利1.2%と低いように思いますが、それでも上記画像のように8,700万円程度資金が集まっており、一定の需要があるのが分かります。
さらに事業者の貸付金利は1.28%と投資家への利率とほとんど変わらないため、事業者の利益を求めてのファンドでないことも明らかです。以下、このファンドの意義について考えてみます。
意義その1:社債投資の代わりとして
一つの意義は、社債投資の代わりとしての商品です。
アイフルの格付けはR&IにおいてBBB-(長期)、a-2(短期)。JCRでBBBと、長期短期いずれも投資適格の格付けです。
(今回のファンドを考える上では、運用期間が6ヶ月であることから短期格付けのa-2を採用すべきか?)
そしてアイフルの無担保社債は上記の通り、期間1年6ヶ月で年利0.93%、さらに一口1億円です。
本ファンドはアイフルへのリコースローンなので、弁済順位は無担保社債とほぼ同様と考えて良いでしょう。
となると、アイフルの社債に投資するよりも短期間・小口・高金利の投資対象であることから、比較的安全な資金の待機場所として利用することができると思います。
意義その2:他の投資への特典
もう一つの意義は、他の投資への特典としてです。
AGクラウドファンディングは先日、アイフル外部の投資対象へのファンド拡充を行いました。
外部案件は不動産担保付きの年利5.8%、アイフルグループの目利きが入っていることを考えればかなりの好条件でした。
この外部案件に投資し、かつアイフルの他の案件にも投資していると、もれなくVプリカがもらえるという特典が付きました。
実際私も、5,000円分のVプリカを受領しています。
AGクラウドファンディングがアイフルの新たなビジネスとして将来を期待されていること、またアイフルはAGクラウドファンディングからの資金調達を必ずしも重要視していないことを考えると、利率の低いアイフルファンドへの投資は今後も何らかの特典の条件となる可能性が高いと思っています。
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