一時案件をお休みしていた(?)不動産投資型の事業者が、再稼働を始めたようです。
「ONIGIRI(オニギリ) Funding」という、なんとも日本らしい名前の事業者。再稼働を祝して、事業者の沿革や案件についておさらいします。
<目次>
運営会社の概要
ONIGIRI Fundingは、横浜市に拠点のある「きらめき不動産」により運営される、不動産投資型クラウドファンディングです。
きらめき不動産は2008年創業、横浜の会社。
買主側には不動産投資の購入プランの立案~実行までをオーダーメイドでサポートしたり、売主側にはアパートやマンションなど複数入居者のある不動産の売却をサポートするなど、不動産投資のプロフェッショナルとしての特徴を持っている会社です。
きらめき不動産、及び後藤氏の名前で検索しましたが、特にネガティブな情報はありませんでした。
不動産の種別としては、特に「売却までを考えた」投資用コンパクトマンションに強みを持っているとの情報があります。そういう意味で、ONIGIRI Fundingとの相性は良いと思われます。
ONIGIRI Fundingの概要
ONIGIRI Fundingはこれまでのところ、神奈川県の小規模なアパートやマンションをファンド化しています。
これまでのファンドの条件範囲は、以下の通り。
・年利:6~8%
・運用期間:3~6ヶ月(一つだけ5年というファンドあり)
・募集金額:数百万円~1,000万円程度
・劣後比率:高め(30%程度)
まとめて言えば小規模ながら、運用期間・募集金額・劣後比率それぞれの面で魅力的なファンドと言えそうです。
ただいまのところは募集しているファンドの数が少ないので、今後利率&運用期間や募集金額の規模、募集形式(先着or抽選)がどうなるかには注目が必要でしょう。
最新ファンドと今後の予定
ONIGIRI Fundingの最新ファンドを紹介します。
・ライオンズマンション松が丘
募集開始:2022/5/13~(募集終了)
予定年利:7.0%(先着順・後入金)
運用期間:6ヶ月
募集金額:900万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率30%以上
ONIGIRI Fundingの最新案件は募集終了していますが、年利7%、運用期間6ヶ月、劣後比率も高めと魅力的な案件でした。
不動産投資型クラウドファンディングと一括りに言っても、その実態は事業を始めたきっかけや目的、取り扱っている物件の性質、投資家との関係性などによって様々な性質に分かれます。
ONIGIRI Fundingはどういう性質の事業者なのか、近日中に取材して記事にしたいと思います。