不動産投資型クラウドファンディングの「COZUCHI」の話題です。
COZUCHIでは2つの案件が公開されました。片方は投資家限定、もう片方は・・・さて、特別優先権の出番でしょうか。
<目次>
既存投資家限定「伊東市川奈リゾート開発用地 フェーズ2」
公開されたファンドのうち一つは、「伊東市川奈リゾート開発用地 フェーズ2」。
・「伊東市川奈リゾート開発用地 フェーズ2」
募集期間:7/1 19:00~7/7 13:00
予定年利:8.0%
運用期間:12ヶ月
募集金額:2.5億円
保全など:劣後比率24.2%
「伊東市川奈リゾート開発用地 フェーズ2」は、過去の「伊東市川奈リゾート開発用地」に投資した既存投資家のみが投資できます。
投資上限額は以前のフェーズと同額であり、それ以上の投資はできませんし、キャンセルが出たとしても追加の一般募集は行わず営業者の劣後出資が増えることになります。
本来は外部売却ができなければ契約済みの事業者(TRIAD社)に売却して終了になるはずが、今回の対象物件が予想よりも高値で売れそうなことから、案件の延長を決定したものです。
「新規募集はしない」というのは明確なメッセージであり、COZUCHIのポリシーの一つである「最後の利益が生じる部分まで、投資家に投資機会を提供する」という約束を守る意味があると思われます。
かなりの利益が出そうな予感がしてますので、もちろん私は乗りかかった船にそのまま乗り続ける予定です。
特別優先→一般募集の「代々木公園 追加買取ファンド」
もう一つ募集されるファンドは、「代々木公園 追加買取ファンド」です。
・「代々木公園 追加買取ファンド」
7/7 19:00~(後述)
予定年利:8.0%
運用期間:10ヶ月
募集金額:3億円(特別優先枠)+1.4億円(一般枠)
保全など:優先劣後方式 劣後22.6%(元ファンド情報)
こちらのファンドは、前回COZUCHI最大ボリュームの「36億円」を集めた前回「代々木公園 事業用地」ファンドの続編です。
「虎ノ門ファンド」で一定の条件を満たした人に付与される「特別優先権」が利用できるファンドで、
・特別優先募集 7/7 19:00~7/8 13:00
・一般募集 7/9 19:00~7/14 13:00
という募集期間になっています。いずれも募集は抽選で、特別優先権を利用しても抽選に落選した場合、優先権は消滅しません。
特徴と前回からの進捗
今回のファンドは「EXITファンド」、つまり売買契約が完了しているファンドです。
代々木公園建て替えプロジェクトにおいて、権利関係をまとめるべく権利者と交渉をしたところ、まず13区分に関して先に売却の意図があったとのこと。
本プロジェクトは東証スタンダード上場企業との共同事業のため、13区分の取得について交渉を行ったところ、2区分について権利を得ることになり、そのため今回のファンドは、借地権付区分マンションの2区分が対象となっています。
プロジェクトは順調に進捗しているようで、投資している私としても一安心。
特別優先権も所有しているのですが、私の場合元ファンドに100万円投資をしているので、これ以上資金を積み増すかどうか少し検討したいと思います。