そのうちシリーズ化したいとぼんやり思っている、ワーケーション記事。
主に京都のホテルについて、実際にワーケーションで滞在した際の内容を紹介します。
<目次>
京都は府民割実施中
京都府では2022年7月中旬まで、ワクチン接種orPCR陰性証明で宿泊料金が割引される「府民割」があります。
(正式名称は「きょうと魅力再発見旅」。6/1からは近隣県民も利用可能)
宿泊費が最大5,000円引き、さらに京都の多くの店で使えるクーポンが最大2,000円付いてくるというお得な内容で、私も最近はもっぱらこのプランを利用しているため、京都府外で泊まらない生活になっています。
インバウンドが壊滅+国内旅行者も少なくなっている折、京都の特に中心部のホテルはただでさえ軒並み値崩れしており、そこにFIREの特権:平日宿泊と府民割を組み合わせることで、大変お得に旅行ができています。
今回はそんな滞在の中から一つ、個人的に気に入っているホテルを紹介します。京都市観光の参考にどうぞ。
ちなみに前回、ちょっとお高いホテルに泊まった内容を記事にしています。
(参考記事)
www.sallowsl.com
ホテルコンセプトは「奧」
今回紹介するのは、hotel tou nishinotoin kyoto(hotel tou 西洞院京都)です。
(ホテル外観とロビー)
ホテルの場所があるのは西洞院通り。場所的にはちょうど、東西の本願寺の真ん中くらいです。
京都駅からは徒歩10分で、天候がよほど悪いとか荷物が大量とかでなければ十分に徒歩圏内でしょう。
(エントランスや廊下など)
「hotel tou 西洞院京都」のコンセプトは「奧」。
京都の伝統や文化の奥深さに触れた心持ちを、「奧」をコンセプトとしたホテルでさらに感慨深いものにする、というテーマからなるホテルです。
そのコンセプト通り、ホテル内はかなり照明を落とした(*)シックな印象で、奥行きを感じさせる非日常の作りになっていました。
*照明については、悪いクチコミに「暗すぎる」というものがあるくらいです
ワーケーション場所として見た場合
(室内の様子、水回り、ルームウェア)
京都で最近多くオープンしている、ビジネスホテルとは少し毛色の違った「コンセプトホテル」(こちらのhotel touもその一つ)に共通することとして、
「ワークスペースが貧弱」
という、ワーケーションとはあまり相性のよくない特徴があります。
hotel touも例外ではなく、一般的なワークテーブルはなくソファ+小テーブルか小上がり+小テーブルしかありません。
今回はその中から小上がり+小テーブルのあるデラックスツインに宿泊し、テーブルを壁際にずらしてテーブルと壁の間にクッションを入れることでワークスペースを確保しました。
ルームウェアはセパレートの作務衣スタイルで、これはよき。浴衣姿ではなかなか仕事モードになりませんから(ワガママ
(cafe & bar oku)
本来はカフェや軽食、夜はバーとして営業されているホテル1階の「cafe & bar oku」は、私が行った時には臨時休業中。
その代わり午後3時~午後9時まで、宿泊者専用にカフェを開放していました。
中では一保堂茶舗のお茶やALLEXPRESSのコーヒーなどがフリーで飲める上、もちろんWIFI完備、壁際一部の席には電源も付いているというフル装備っぷり。部屋よりこっちがワーケーションに向いていると思います。
作業に疲れたら・・・
最近のオープンした京都のホテルは、大浴場が付いているところが多い印象。hotel touもその一つです。
(大浴場、grand bath uro 公式サイトより)
「洞(ウロ)」と名付けられたhotel touの大浴場は、こちらもコンセプト通り「奧」を感じさせる作り。
サウナこそありませんが、温めの温度でゆったりと入れます。宿泊者専用で外来入浴がないため、いつ行ってもかなり空いているのも良いところ。
奧の岩(「深海/白光」と名付けられた日本庭園です)を見ながらのんびり入るのが好みです。
(説明不要笑)
でもって、湯上がりのお楽しみも。ワークばかりじゃなくバケーションでもありますから当然ですね(笑)
今回のお店は「天ぷら・割鮮酒処 へそ 京都店」さん。天ぷらとお造りが美味しい大衆割烹店で、エビス中瓶が390円+税など、お酒もかなりお安い店です。
もう一つの楽しみは朝食
(洋朝食をチョイス)
hotel touの楽しみの一つが、朝食。和朝食と洋朝食から選べますが、今回は洋朝食を選びました。
野菜と焼き上げ湯葉のサラダ、糀甘酒風味の健康野菜スープ、伏見の仙石ハムに進々堂のパンと言った内容。オススメの食べ方は、セレアルブレッドにスクランブルエッグとすぐきの漬物を乗せた「京サンド」です。
和朝食も食べたことがありますが、八代目儀兵衛のお粥に鯖の西京焼き、玉子焼きの製造、卸販売の専門「大栄製玉」製のだし巻き卵などの内容で、こちらも高レベルな朝食となっています。
(西本願寺、東本願寺)
食後は東西の本願寺へ。境内をゆっくり見て回ると、3~4kmくらいのちょうど良い散歩コースです。
写真の右下はふと目がとまったのですが、京都の不動産テックラボ「株式会社ガーネット」のマンション建設予定地。
この会社の事業内容に「クラウドファンディング」という言葉があり、もしかしたら近日中にご当地営業者が・・・? などと期待していたりします。
最後に、今回の予算
今回の予算について。
hotel tou nishinotoin kyotoさんは現在、様々な理由からかなりお安い値段設定をしていて、朝食付き6,800円(+宿泊税)という価格でした。
ここから楽天ポイントを800円分使い、京都府民割で3,000円引き。
さらに京都市内で使えるクーポン2,000円分が付いてくるので、実質の負担は1,000円。
ちなみに「へそ」さんでも、この京都府民割のクーポンが利用できます。
なので飲み代もほぼ全部クーポンで支払ってまおり、夕朝食、寝床、大浴場付きのワーケーションスペースが1泊3,000円というとてもお得な価格となりました。