定期的に大きくポートフォリオが変わるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
2022年8月のポートフォリオを紹介します。AIが現在の相場をどう見ているかを垣間見ることができますので、投資の参考にして下さい。
<目次>
ROBO PROのおさらい
*この項は、ロボプロを良く知らない方向けです。すでに特徴を知っている方は読み飛ばしてください。
ROBO PRO(ロボプロ)最大の特徴は、「AIを利用してポートフォリオを変更するロボットアドバイザー」ということです。
ロボプロ以外のロボットアドバイザーの多くは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しています。
「構築・維持」ということは、ロボプロ以外のロボットアドバイザーは基本的にポートフォリオを調整するだけで、動的に変化させることはないということです。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボットアドバイザーの機能です。
このポートフォリオ見直しには当然売買手数料がかかりますが、それはロボプロの手数料の内数です。
ロボットアドバイザーは手数料の高さを指摘される場合もありますが、ロボプロが行っているポートフォリオ変更を人力で行おうとすると、その手数料はロボプロの手数料(年1.1%)を上回ります。
そしてポートフォリオ変更をしない場合のリターンは、する場合に比べ(これまでのところ)手数料を加味しても明らかに劣っています。詳しくは下記の記事にて。
2022年8月、例月のポートフォリオ見直し
ロボプロでは基本的に1ヶ月に一度、資産クラスの見直しを行います。
それ以外にも臨時でポートフォリオを見直すことがあり、直近では2022年6月に臨時見直しが行われました。その時の記事は下記になります。
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2022年8月のロボプロのポートフォリオは以下の通りです。
株式:61%(内訳 米国株:50% 先進国株 11%)
債券:18%(内訳 米国債券:9% ハイイールド債:9%)
REIT:21%(内訳 米国REIT:21%)
コモディティ(金):10%
(現在のポートフォリオ)
(ここ1年の値動き)
直近のポートフォリオ変化
直近のポートフォリオは、以下のように変化しています。
毎月のポートフォリオはかなり変化しており、この分だけの売買が発生しています。その売買手数料は全てロボプロの手数料(年1.1%)の内であり、これがロボプロの手数料が高くないとする根拠の一つです。
では売買しなければいいという考え方もあるでしょうが、ポートフォリオを変化させず調整のみを行うロボットアドバイザーと比べ、ROBO PROのパフォーマンスは優れているデータがあります。
こういった最新鋭の仕組みと今後に期待して、私はROBO PROでの投資を続けています。