貸付投資のFunds(ファンズ)から、2案件が同時募集されます。
それぞれの案件の内容と、特徴について記事にしてみました。
<目次>
ムゲンReal Estateファンド#1
8/17の19:00から募集開始となるファンドの一つは、「ムゲンReal Estateファンド#1」です。
・・ムゲンReal Estateファンド#1
募集開始:8/17 19:00(先着式・後入金)
予定年利:1.7%
運用期間:12ヶ月
募集金額:5,000万円
保全など:ムゲンエステート社(証券コード:3299)へのリコースローン
東証プライムに上場するムゲンエステート社へ貸し付ける案件です。資金の資金使途は、同社の一般事業資金。
なぜ銀行から調達しないかと言うと、資金調達チャネルを多様化するため、また投資家とのコミュニケーション強化とのことで、出資した投資家に不動産投資を(間接的に)体験してもらうことを目的としているようです。
これまで同社はFundsで5件のファンドを運用終了しており、全て正常に償還しています。
リースバック事業「あんばい」ファンド#20
もう一つ同時に募集されるのは、「リースバック事業「あんばい」ファンド#20」です。
・・リースバック事業「あんばい」ファンド#20
募集開始:8/17 19:00(先着式・後入金)
予定年利:2%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1億円
保全など:インテリックス社(証券コード:8940)へのリコースローン
東証プライムに上場するインテリックス社に貸し付け、同社の不動産事業を含む一般事業資金に利用されるファンドです。
先のムゲンエステート社と同様、銀行ではなく融資型クラウドファンディングを利用する理由は、資金調達チャネルを多様化するため、また投資家とのコミュニケーション強化です。
ファンドの名前の通り、これまでインテリックス社は20件のファンドを募集しうち16件が正常償還(4件は運用中)ということで、もはやFundsの常連感があります。
利率2%前後の案件に投資する意義
クラウドファンディングでは年利4~5%の案件が多い中、今回紹介した案件は年利2%程度。
しかしそれでも全額埋まっているのですから、投資する意義はきちんとあります。
それは定期預金より利率が高く、リスクも少しだけあるかわり値動きのない債券投資の代替です。
今回紹介した2社はいずれも、資金調達チャネルを多様化するため&投資家とのコミュニケーション強化のためにFundsで案件を募集し、実際に何件かを償還して実績を上げてきました。
その実績や投資家とのコネクションを、上場会社がわずか数千万円~1億円のために失うとは思えません。
そのため案件の安全性は十分に確保されており、若干のリスクはあるものの定期預金の代替品として用いることができると考えています。
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