沖縄発の融資型クラウドファンディング、Pocket Funding(ポケットファンディング)から名物ファンドが登場しました。
軍用地を担保対象とするファンド。概略と特徴を紹介します。
<目次>
軍用地ファンドの概略
Pocket Funding(ポケットファンディング)で募集が予告されているのは、名物の軍用地ファンドです。
・PF軍用地担保ファンド29号
募集期間:10/7 12:30~(先着式・前入金)
予定年利:2.8~3.2%
運用期間:11ヶ月
募集金額:2,200万円
保全など:不動産(軍用地)
ポケットファンディングの運営会社「ソーシャルバンクZAIZEN株式会社」は、沖縄を本拠としています。
沖縄ならではの案件と言えば、軍用地。
土地としての保全力が極めて高い上に、家賃(使用料)の払い手が国であるため取りっぱぐれがまず起きないのが特徴。
さらに軍用地の直接所有よりも短期かつ利率が高いという、面白い逆転現象の起きているファンドです。
対象となる軍用地は二つ
今回の対象となる軍用地は二つ。
一つは浦添市にある牧港補給地区(キャンプ・キンザー)、もう一つは嘉手納飛行場です。
それぞれのLTV(Loat To Value)は、牧港補給地区(キャンプ・キンザー)が約78%、嘉手納飛行場が約40%。
牧港補給地区の78%は若干高いように思うかもしれませんが、軍用地の堅さと値下がりの少なさを考えれば妥当な数値だと思います。
利率は3%前後ですが、短期間で募集額が埋まると予想します。投資予定の方は十分に準備を。
様々なファンドがあるのが特徴
Pocket Funding(ポケットファンディング)は沖縄の事業者で、沖縄を中心に様々な不動産を扱っています。
もちろん扱っているのは沖縄だけではなく、関東圏のファンドなどもあります。
扱う案件の規模は数百万円~数千万円、利率は3~6%程度で、軍用地を初めとした様々な案件があるのが特徴(できれば、もう少し大型のファンドが欲しいところです)
主に不動産を担保にしていますので、不動産投資の代わりとしても利用できます。私の知る限り、遅延・貸倒はありません。
興味ある方は、広告リンクをご利用いただければ励みになります!