現状、おそらく日本で唯一の船舶投資型クラウドファンディング、「マリタイムバンク」の紹介です。
船舶投資型という類型をどのように考えるべきか、キャンペーン情報と合わせて私の意見を書いてみます。
(事業者の紹介)
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<目次>
キャンペーン情報
船舶投資型クラウドファンディングの「マリタイムバンク」で、初のキャンペーンが開始されました。
新規登録(郵送による本人確認コード入力)が完了すると、もれなくAmazonギフト1,000円分がもらえます。
下記に登録方法を紹介していますので、興味ある方は会員登録をどうぞ。
また登録の際には広告リンクを利用いただければ、とても励みになります!
(会員登録方法)
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「船舶」に焦点を当てた場合
まず「船舶投資型クラウドファンディング」を、投資対象であるところの船舶に焦点を当てて考えます。
以下は営業者からの資料や、私が調べた内容となります。
船舶と比較しているのが不動産であることから分かる通り、船舶は法律上動産ですが別名「動く不動産」とも言われており、さらに「動く」ために世界中で売買することが可能です。
これ以外にも船舶と不動産には、抵当権がある、収入原資がある、中古市場(スクラップ市場)がある、保険付保できることなど共通点が多く存在します。
このように船舶は資産としては不動産に似通っていますが、一方で金融機関からの融資や投資商品はなく、資金需要に対して資金供給のバランスが崩れている(つまり、ビジネスチャンスや投資チャンスがある)ことが分かります。
「ファンド」に焦点を当てた場合
一方で船舶投資型を「ファンド」として見た場合、類型としては融資型クラウドファンディングになります。
つまり船舶を担保にとって融資を行い、利息を得る。
万が一融資が焦げ付いた場合、船舶を処分することにより元本を償還する、という仕組みです。
マリタイムバンクのユニークな点は、通常の不動産であれば「売却鑑定価格」(つまり船舶なら売却額)に対して貸付を行うところ、「船舶のスクラップ価格」も想定している点です。
私が投資している「冷蔵船2号ファンド」においては、ファンド出資額(=貸付額)はスクラップ価格の半分以下であり、万が一の場合にも十分な担保価値が得られます。
(これに加え、運用全期間における為替予約もあります)
マリタイムバンクの場合自社で船舶の運航を始め、転売、スクラップなど船舶を現金化できる実務能力があることから、こういった特徴的な案件が組成できるのでしょう。
結局のところ、船舶投資型というのは「不動産型+融資型」のハイブリッド型クラウドファンディングと解釈することができそうです。
まとめ
マリタイムバンクの案件について、船舶と仕組みの両面から特徴を比較してみました。
まとめとして、船舶投資型は「不動産型+融資型クラウドファンディング」として扱うことができ、さらに不動産にはない投資対象の分散に効果的です。
先に紹介した会員登録キャンペーンが登場したことから、今後案件が活発に組成されることを期待します。
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