AIの判断によりポートフォリオが変わるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
2022年11月、月齢のポートフォリオ見直しが行われました。
<目次>
ROBO PROのおさらい
*この項は、ロボプロを良く知らない方向けです。すでに特徴を知っている方は読み飛ばしてください。
ROBO PRO(ロボプロ)最大の特徴は、「AIの判断により、ポートフォリオを大きく変えてくるロボットアドバイザー」ということです。
ロボプロ以外のロボットアドバイザーの多くは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しています。つまり、基本的にポートフォリオを変えることはありません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボットアドバイザーの機能です。
ポートフォリオ見直しには当然売買手数料がかかりますが、それはロボプロの手数料の内数です。
ロボットアドバイザーは手数料の高さを指摘される場合もありますが、ロボプロが行っているポートフォリオ変更を人力で行おうとすると、その手数料はロボプロの手数料(年1.1%)を上回ります。
そしてポートフォリオ変更をした場合のリターンは、しない場合に比べ(これまでのところ)手数料を加味しても明らかに優れています。詳しくは下記の記事にて。
2022年10月末の変更
2022年10月31日、ROBO PROのポートフォリオが見直しとなりました。
これまでのポートフォリオに対して、米国株、米国REIT、金が増加。先進国株、ハイイールド債が減少しています。
株式:61%(内訳 米国株:50% 先進国株 11%)
債券:1%(内訳 米国債券:0.1%以下 ハイイールド債:1%)
REIT:14%(内訳 米国REIT:14%)
コモディティ(金):23%
(現在のポートフォリオ)
(ここ1カ月の投資状況)
直近6ヶ月のポートフォリオ変化
直近のポートフォリオは、以下のように変化しています。
AIによって足下のマーケットデータを分析した結果が「米国株・米国REIT・金の所有比率の上昇」であり、ここまでは事実。
この事実をどのように解釈して投資に生かすかは、各投資家の判断一つ。
そういった判断材料を得るために、ロボプロに資金(最低10万円)を入金し、AIの判断を見てみるのは悪い選択肢ではないと思います。