今回はタイトル通り、皮算用のシミュレーション記事になります。
クラウドバンクで投資中の「円投資」ファンドで、いったいどれだけ利益が見込めるのかを試算してみました。
<目次>
試算のきっかけは予期せぬ利益
今回試算を行おうとしたきっかけは簡単で、クラウドバンクから予期せぬ利益があったためです。
クラウドファンディング投資というのは値動きがないという性質上、ある程度定まった収入が手に入るインカム投資であり、利益の上振れというのはそこまで起きるものではありません。
ただ10月のクラウドバンクでは、税引前27万円以上という何かおかしい事態が発生しており、調べたところ「円投資」ファンドにおける為替差益であることが分かりました。
そのあたりは下記の記事で詳細を書いています。
(参考記事)
www.sallowsl.com
そしてふと気づいたのですが、「円投資」ファンドはこれ以外にも数多く投資していました。
それなら円が現状のレートだとどのくらいの利益が発生するのか、円高になった時の損益分岐点はどこなのかを知りたく思い、試算をしてみようと思ったわけです。
現状の投資状況と損益分岐点
現在の「円投資」ファンドの投資状況は以下の通りです。運用開始日におけるドル円レートを併記しました。
これらは全て円で投資・円で償還されますが、実際の運用は米ドルで行われるため為替損益が発生します。
(実際には豪ドル案件にも一つ投資していますが、簡略化のため省略)
そしてもし現在のレート、1ドル=139円ですべての案件が償還を迎えたとすると、為替差益は以下の通り税引前で70万円を超えます。(右端の列を参照)
これでプロットしてみると、償還時のみを考えた場合の損益分岐点は1ドル=122円くらいのところにあることが分かりました。
分配を含めた損益分岐点
ところでクラウドファンディングでは分配が発生することを考えると、損益分岐点はもう少し円高方向に振れるはずです。
ざっくりとした計算ですが、
・1ドル=139円として分配時もこのレートが固定されると仮定
・案件の税引前年利は5%に固定
とすると、償還時の為替差益70万円に加え、分配でも40万円以上の利益が発生することが分かります。
これで計算してみると、ドル円が115であってもまだ損益分岐点には達せず、損益分岐点は1ドル=114円くらいのところにあることが分かりました。
すでに一部の償還は今より円高の状態で実施されているので、実際の損益分岐点が114円になるわけではないですが、この試算からすると今より円高が進行したとしても損失が発生する可能性は低そうです。
(逆にこれから「円投資」ファンドに投資するのは、より一層の円安が起きないと厳しくなうということでもあります)
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1日1ポイントではありますが、塵も積もればなんとやら。楽天ポイ活をしている方には見逃せないニュースだと思います。
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