当ブログはクラウドファンディング中心ですが、今回は大きなイベントがありましたので記事を書いてみます。
言わずとしれた、日銀の金融緩和策の見直しです。
<目次>
日銀の発表
12月20日、ドル円は大きく揺れました。
日銀がこれまでの大規模金融緩和路線の見直しを決めたのがその理由。
長期金利の上限はこれまで0.25%程度となっていたものを、0.5%程度に引き上げると発表しました。
実際にはマイナス金利は維持し国債買い入れは増額、政策金利の先行き指針は据え置いていることから、正確には「利上げ」ではないのですが、利上げの余地を容認したと思われるのは自然なこと。
結果としてドル円は、137円近辺から一気に5円ほど円高に振れることになりました。
(SBI証券のデータより引用)
この強烈な動きが、投資家に大きな影響を与えたのは当然です。まさかドル円が殺人通貨になるとは。
ドル円の今後
2022年の3月から半年少しかけて115円→150円まで一気に進んだ円安は、その後2カ月ほどで20円戻すというジェットコースターのような動きをすることになりました。
ドル円の今後については予測できるような立場ではありませんが、行き過ぎた円高も円安もいずれは是正されるものですし、今回の日銀の動きはこれまでの緩和政策を見直す最初のきっかけになったと思います。
個人的には、ドル円については120-130円程度のレンジが居心地良いように感じています。
(これまでの状況とか、通貨の力関係とか色々含めて)
新型コロナ前は120-125くらいと考えていたのですが、その後少し円安方向に予想を変えました。
もっともこの予想に従ってトレードした場合、ロクな事にならないのはこれまでに散々身をもって経験したこと。
下手にFXとかには手を出さないようにしておきます(遊びとしては面白いんですけどね)。
先日の売買
実は先日、所有しているカバードコールETFの大半を売却しました。
QYLDを1500、XYLDを535売却し、合計で620万円ほどのキャッシュを手に入れています。
(投資履歴)
(現在のETF所有状況)
これは短期的にはナイストレードだったことになりますが、もちろん今回の日銀方針転換を予想していたはずがありません。
ただ何となく2022年11月あたりから居心地の悪いというか、どこかむずむずするような感覚を感じていて、2023年の上半期にかけてポジションを落とした方が良さそうだと虫の知らせがあっただけです。
(私の予想はだいたい外れますので、あくまでもネタとしてお楽しみください)
今後の投資方針
これからの投資方針について。基本的には何も変わりません。
手元キャッシュがそこそこあるので、先の虫の知らせ通り2023年上半期にかけては市場の状況を見つつ、短期~中期のクラウドファンディング案件で資金を回していこうと思っています。
幸いにもクラウドファンディング投資をしていると毎月の元本償還があるので、市場の状況が変わった時には元本を別の投資に回すのも簡単です。
そう考えるとクラウドファンディングというのは、他の投資をメインとしている場合でも、余剰資金や一時的キャッシュの運用場所として適していると言えるのかもしれません(身内びいきかもしれませんが)。
現在のクラウドファンディング投資額は、一時的とは言え1.1億円に到達。
クラファンガチ勢として有言実行に励んでいきます(笑)。