株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」の話題です。
サウナ好きとしては見逃せないファンドの情報と、セカンダリーマーケットにおける取引手数料変更を紹介します。
<目次>
株式会社アグニスの案件
今回紹介するECF案件は、「株式会社アグニス」。
2017年に創業し、民泊中心の宿泊施設、マンスリーマンション、レンタルスペース等を運営していす会社です。
また2022年8月に新規事業として、神楽坂エリアに会員制のプライベートサウナ付き宿泊施設「ARCH(アーチ)」をオープンし、今回の案件にはこの「ARCH」の利用券などが優待となります。
・株式会社アグニス
募集期間:2/1~2/7
募集金額:801万円(上限3,204万円)
募集単位:9個(9万円)~45個(45万円)
*特定投資家の場合は450個(450万円)まで申込可能
*新株予約権
「ARCH」は会員制サウナで、会員権が3万円~、デイユースが19,800円~という価格設定。
出資額に応じて優待内容は異なりますが、仮に45万円を出資した場合は毎年6万円分の割引券や紹介チケット、非会員の場合は会員権が付与されるなどの内容となっています。
正直言って、京都にあったら出資してたと思います。
個人的にはかなり魅力的な施設だと思いますが、さすがにサウナのために東京まで通うのは非現実的。
首都圏のサウナ好き投資家の方々、いかがでしょうか?
FUNDINNO MARKETの手数料変更
FUNDINNOが運営する非上場株式のセカンダリーマーケットである「FUNDINNO MARKET」で、手数料の変更が発表されました。
これまでは買い手・売り手ともにかかっていた手数料が、2023年3月1日から売り手のみにかかるようになります。
個人的にはこの改訂、受益者負担の観点やECFの本義から考えて適切だと思います。
通常売却側は利益を得るために売却するので、どちらかと言えば受益側のウェイトが高く手数料を負担するのは理にかなっています。またECFに企業を応援するという側面がある以上、株を購入する側に追加の負担を強いるのは筋違いでしょう。
私は今のところ売却する予定はないのですが、一度くらいは売買を経験するのも悪くないと考えています。
株式投資型の利用方法
ECF:株式投資型クラウドファンディングはリスク(=リターンの振れ幅)が大きく、堅実なリターンが見込まれるような投資ではありません。
なので企業のビジネス内容をよく確認し、応援したいような企業に投資することが大事です。
また株式投資型クラウドファンディングには、投資だけではなくベンチャー企業のビジネスを学べるという側面があります。
ECFで募集されるのはいずれも、これまでにはない新たなプロダクトやサービスを送りだそうとしている企業。FUNDINNOのようなサービスに登録すれば、プロダクトやサービスの内容を人よりも詳しく知ることができます。
情報は宝です。それは回り回って、自分の糧となることもあるでしょう。
未上場株への投資自体はそこまで興味があるわけでなし・・・という場合でも、ベンチャーのビジネスモデルを知るために登録するという使い方も、ECFにはあると考えています。