融資型クラウドファンディングの「バンカーズ」で、興味深いファンドが募集されていました。
クラウドファンディングを以前から知っている投資家にはなじみ深い、「あの伝統ファンド」の再来なるでしょうか?
<目次>
不動産担保ローン事業支援集合ファンド2023年3月-1号
バンカーズで募集されたファンドの情報です。
・不動産担保ローン事業支援集合ファンド2023年3月-1号(募集終了)
予定年利:3.13~4%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1億円
保全など:不動産や融資債権への質権設定 担保保全率143%以上(=LTV 70%以下)
本ファンドは「不動産担保融資を行う金融業者」向けの貸付ファンドです。
1社のみに貸し付けられるのではなく最大3社に対して貸し付けられるため、どの会社にどういった割合で貸し付けるかによって最終的な利率が変動します。
貸付先が不動産担保融資を行う事業者なので、担保不動産や貸付債権に質権を設定し、その担保保全率143%以上(=LTV 70%以下)になるようにします。
このファンド、以前から融資型クラファンに投資している人は気づくでしょうが、似てますよねアレに。
通称「無印」ファンド
これが何に似ているかというと、バンカーズが事業を承継した元々の事業者「SBIソーシャルレンディング」の「不動産担保ローン事業者ファンド」です。
(不動産担保ローン事業者ファンドには「Plus」や「Neo」と付くオーダーメイドファンドもありましたので、それらと比較して通称「無印」ファンドとも呼ばれていました)
SBIソーシャルレンディングは一部ファンドの問題のため事業を停止し、その後にバンカーズへ事業を承継しましたが、「無印」ファンドについては360億円以上の資金を集め、その全てが正常に運用・償還されました。
(無印ファンドの運用実績)
「集合ファンド」の特徴
バンカーズの「集合ファンド」がSBIソーシャルレンディング時代の「無印ファンド」と異なる点は、集合ファンドは一定の応募枠を決めてからファンドを組成する点です。
(SBISLの無印ファンドの場合、応募枠を決めずに資金を集めてから資金需要に従ってファンドを組成し、残った出資金は次の組成時期にロールオーバーする仕組みでした)
バンカーズの「不動産担保ローン事業支援集合ファンド」、初回の募集枠は1億円。融資金額はファンド終了後に決定されます。その上で、以下のように金額の補正が行われます。
・募集金額 > 融資金額の場合:余剰の募集金額をすみやかに早期償還
・募集金額 < 融資金額の場合:融資金額を募集金額に合わせて調整
集合ファンドの第1号ファンドはこのような形になりましたが、これから2号・3号とファンド募集が繰り返される中で、募集の仕組みが変わってくるかもしれません。
個人的には多くの資金需要者が集まり、SBIソーシャルレンディング時代の無印ファンドのようになればと思ってます。
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