勢いと人気のある不動産投資型事業者、「COZUCHI(コヅチ)」の話題です。
同事業者の「特別優先権」システムが、「COZUCHIチャレンジプログラム」に切り替わることになりました!
<目次>
COZUCHIチャレンジプログラム
これまでCOZUCHIでは、一定の条件を満たした投資家に「特別優先権」を付与し、これを利用することで優先的に投資できる仕組みがありました。
4月以降、この特別優先権の仕組みが「COZUCHIチャレンジプログラム」に変更されます。
どんな仕組みかは次で解説するとして、知っている人には一発で分かる表現をすれば「SBI証券のIPOチャレンジポイント」です。
チャレンジプログラムの詳細
COZUCHIチャレンジプログラムは、COZUCHIポイントを消費して優先的に投資ができる仕組みです。
投資の申し込み金額が多いか少ないかに関わらず、消費するCOZUCHIポイントが多いほどより優先して投資することができます。
ただしCOZUCHIポイントの使用数は選ぶことができず、「ポイントを利用する」を選ぶとその時に手持ちのCOZUCHIポイントが全て使われることになります。
COZUCHIポイントを貯める方法は、「投資案件に一般募集して落選すること」。
一般募集して落選すると+1ポイント、当選すればポイントは無し。
チャレンジポイントを利用して落選してもポイントは付かず、当選すればその時に持っているポイントを全て消費します。
また「当選後キャンセルでポイント消滅」は申しこんでおいてキャンセルすることを抑止する仕組みとなり、個人的にはうまいやり方だと思いました。
なお従来の特別優先権は2023年8月1日に、特別優先権1枚あたりCOZUCHIポイント5ポイントのレートで交換されそれ以降はCOZUCHIポイントに統一されることになります。
COZUCHIチャレンジプログラムの期間は2023年12月31日までとなっていますが、これはチャレンジポイントの仕組みがクラウドファンディング界隈では初の試みであるため、期間を区切った上で継続するか見直すかを判断する予定なのでしょう。
もう一つのCOZUCHI?
今回のチャレンジプログラムにより、COZUCHIの案件(特に好条件の案件)に投資しにくい状況は多少緩和されるとは言え、決定的なものではないと思います。
(チャレンジプログラムを否定するわけではありません。面白い仕組みだと思っています)
もともと不動産投資型のクラウドファンディングでは扱える案件の幅に限りがあり、COCUZHIほど人気が出てしまうと資金需要に対して案件の供給が追いつかなくなるのは自然なことです。
ということで私はCOZUCHIでの投資も続けますし、同時にCOZUCHIが提携する「COMMOSUS」での投資も拡大していく予定にしています。
COMMOSUSは融資型の事業者であり、融資型は不動産投資型と比べて広範な案件を扱えること、そして不動産投資型だけに集中するというのもまた健全ではない、というのが主な理由です。
(それと私がクラファン投資始めた頃には融資型=ソーシャルレンディングしかなくり、何発か地雷は踏んできましたがそれでも融資型が気に入っているというのも理由です)
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