融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
次回案件の話題と、ある意味で「そんなことあるんかい!?」というニュースの二本立て。
<目次>
上野 事業用地(ベストウェイ#1)
COMMOSUS(コモサス)から予告されているファンドは、ホテル開発用地を対象としています。
・上野 事業用地(ベストウェイ#1)
募集開始:2023/5/1 13:00~(先着式・前後入金)
予定年利:6%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1億3,000万円
保全など:貸付先に対するリコースローン、担保なし、個人連帯保証
貸付先のベストウェイ社は東京都目黒区に本社を置く、2000年設立の不動産会社。
「都心23区を中心に1棟収益マンションやビル・戸建用地の販売及び開発を行う」ということで、今年度の売上は半期で50億円、前期の営業利益は10億円以上。
足下の経営は安定しつつ、今後の事業成長も見込まれる企業となっています。
ファンドの仕組み
対象となる土地は上野駅徒歩4分のホテル開発用地。
この場所の開発用地がファンド規模の1.3億円で買えるというわけではなく、出資金はホテル開発用地の買取資金の一部に充当され、償還は物件の売却もしくはベストウェイ社の自己資金で行われます。
ベストウェイ社の規模(半期で売上50億円超・営業利益10億円超)から考えて、返済できない可能性は少ないと考えるのが妥当でしょう。
(ホテル開発用地のだいたいの位置)
またこの案件には担保は付いていませんが、ベストウェイ社に対するリコースローンとなります。
そのためベストウェイ社が破綻しなければ、出資元本が保全される可能性は極めて高いものとなっています。以上のことを考えて、私は一部資金で投資するつもりです。
前代未聞の珍事(?)
COMMOSUS(コモサス)は大人気の不動産投資型クラウドファンディング「COZUCHI(コヅチ)」と提携し、今後COZUCHIでは組成できない案件を融資型で組成することになると予想しています。
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www.sallowsl.com
そんなCOMMOSUSですが、ここにきてクラウドファンディング歴史上前代未聞と思われる珍事(?)が発生しました。
開設審査は順次進めているものの、口座開設が集中しまくったために三井住友銀行のバーチャル口座が枯渇したとのこと。
バーチャル口座の追加は早くても5/15以降になるとのことで、現状では口座登録をしても投資までには時間がかかる状況です。
今後公開するファンドのスケジュールにつき、延長できるものは延長して対応するとのことですが、またいつ口座の枯渇が起きるかは分かりません。
コモサスでの投資を検討される方は、ゴールデンウィークの間に開設申請を行って気長に待つのが良いと思います。
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