融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
上場会社に貸し付ける不動産担保付きという堅い案件でありながら、好利率のファンドが登場です!
<目次>
品川区 大崎 プロジェクト
コモサスで募集が予告されているファンドは、東京都心部の不動産を対象としたものです。
・品川区 大崎 プロジェクト (不動産担保ファンド)
募集開始:2024/5/21 12:30~(先着式・実質前入金)
予定年利:6%
運用期間:12ヶ月
募集金額:1億6,000万円
保全など:不動産に対する第一順位抵当権、LTV77.6%
貸付先上場会社へのリコースローン
今回の貸付先は明豊エンタープライズ。東証スタンダード上場の不動産会社です。同社はこれまでも、複数の融資型クラウドファンディングを介して資金調達をした実績を持ちます。
対象物件は東京都品川区に所在する土地で、明豊エンタープライズ社が所有しています。
この土地に収益物件を建築し売却する計画があり、本資金は建築資金や土地を担保に借入を行った分の借換資金に充当するとのこと。返済原資は収益物件の売却益、もしくは同社の自己資金によります。
担保と投資判断
本ファンドには第一順位の不動産担保が付いています。
不動産担保は外部評価額を基準としてLTVは77.6%。対象物件が品川区内ということを考えれば、一般的もしくは少し堅めのLTVと言えるでしょう。
また本貸付は明豊エンタープライズ社へのリコースローンとなりますので、もし対象不動産の売却でも弁済しきれない場合、明豊エンタープライズ社がデフォルトしなければ高い確率で元本は守られます。
コモサスは「投資申込」+「資金の着金」の両条件が満たされないと投資が確定しないため、通常でも実質前入金ですが今回は前入金限定のキャンペーンが実施予定です。
投資を検討されている方は「前入金」をお忘れなく。
ちょっとした疑問
ところで本ファンドについて、ちょっとした疑問があります。
前述の通り貸付先の明豊エンタープライズは、これまでも複数の融資型クラウドファンディングを介して資金調達をしています。
ここで疑問としては二つあり、一つは「なぜ複数の業者を介するのか」、そしてもう一つは「他の事業者のファンドよりも利率が高いのはなぜか」というものです。
まず前者の「なぜ複数の業者を介するのか」については、「むしろ1つの事業者にこだわる必要が無い」が答えでしょう。
融資型の事業者は複数あり、それぞれのユーザは共通項もありますが同じではありません。なので資金調達を円滑に行うのであれば、複数の事業者でファンドを組成するのは合理的です。
もう一つの「他の事業者のファンドよりも利率が高いのはなぜか」については、ファンドを見ていたらなんとなく分かりました。
もし外れていたら恥ずかしいので答えは直接書きませんが、ファンド情報「補足事項」の営業者報酬を確認してみてください。私はその部分で、利率が高い理由に思い当たりました。
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