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TRIAD社の決算と、今後の見通し



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不動産投資型の「COZUCHI(コヅチ)」や、融資型の「COMMOSUS(コモサス)」と協同しファンドを運営しているTRIAD社の決算が発表されました。

その内容と今後の見通しについて、私の意見も交えて紹介します。


<目次>

 
 

キャンペーン情報


 COZUCHI コヅチ


【COZUCHI 2024年6月キャンペーン対象リンク】(広告リンク)


COZUCHIのキャンペーン情報です。

新規登録や初回投資でAmazonギフトがプレゼントされるキャンペーンは、6月も継続が決まりました。

キャンペーン期間:2024/6/4 ~ 2024/6/30

 

条件①:当ブログの対象バナーを経由し、キャンペーン期間中にCOZUCHIに初めて登録申請し、7/2までに登録を完了する
 
プレゼント①:Amazonギフト2,000円分
 
条件②:条件①を満たした上で投資家登録から180日以内に、COZUCHIに初回投資(30万円以上)を行う
 
プレゼント②:初回投資金額に応じ、下記のAmazonギフトがプレゼント


 (初回投資金額とAmazonギフトプレゼント金額)
 COZUCHI コヅチ


重要な点として「キャンペーン対象となるのは特定のリンクが対象」という点。本記事の広告リンクはすべて対象です。


正しいバナーやリンクを経由した場合、リンク先のページに下記の表示がありますので確認をお願いします。


 
 このバナー経由で2024年6月キャンペーン対象です!(広告リンク)
 
 

TRIAD社の決算情報


TRIAD社の決算情報は、下記のページで公開されています。なお2024年1月からTRIAD社は会社法上の大会社となり、決算情報は外部監査法人により無制限適正意見を付されています。


triad.company


B/SとP/Lは以下の通り。2024年1月期の売上高は約243億円、当期純利益は約6.7億円です。なお同期間においてCOZUCHIの投資家に分配された利益は約10億円と発表されています。

また流動負債・固定負債の合計約399億円のうち、COZUCHI出資預かり金は約272億円と7割弱を占めます。


 (B/S)
 TRIAD

 (P/L)
 TRIAD



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決算情報の詳細


COZUCHI コヅチ


決算情報の補足説明資料を読むと、B/Sの中身が分かります。

COZUCHIを通じて投資家から集めた資金は約272億円、それに対して投資用不動産の簿価総額は約319億円で、そのうちCOZUCHI案件の簿価総額は約9割にあたる288億円。

「COZUCHIが集め→TRIADが運用する」という仕組みが確立されていることが良く分かります。


COZUCHIへの依存度が高すぎるという意見もあるかもしれませんが、元々TRIAD社は扱う不動産の内容的に銀行からの融資が引きにくく、その代わりに投資家からの出資を重視している(*)ことから、COZUCHI案件が大きな割合を占めるのはむしろ自然です。

だからこそアップサイド利益の一部を投資家に無制限に分配する、という仕組みがあるわけで。


COZUCHIから集めた資金が272億円、その簿価総額は288億円であるのに対し、これら不動産の外部評価は約306億円と上振れしており、今後もアップサイド配当が期待できると言えるでしょう。

(これは全体の話であり、個々のファンドについては予想していた収益が出ないなどの問題が起こる可能性はありますし、投資家はそれを理解して出資すべきなのは当然です)



COZUCHI(広告リンク)
 
 

TRIAD社はなぜ非上場?


TRIAD社はこの規模なら上場を狙えるかもしれませんが、この決算の中身を見る限りではコヅチやこの後紹介するコモサスとの協同が上手く回っている限りにおいて、すぐに上場するということはなさそうです。

(私はTRIAD社の関係者ではないので、もしかして・・・はあるかもしれませんが)


以下、その理由です。

上場ゴールや経営陣が持ってる株を換価するなど質の悪い理由を除けば、上場の目的は資金調達と信頼性の向上です。と言うことは逆説的に、すでに資金調達が潤沢で信頼が構築されているなら上場するメリットは薄れる、とも言えます。


今のTRIAD社のように資金が潤沢に調達され、投資家からの信頼を得ている状況(*)においては、上場することにより経営の自由度が損なわれるというデメリットの方が大きくなるかもしれません。

投資家以外に取引先との信頼・信用も関係しますが、TRIAD社が各所とすでにパイプを結んでいることは、以前のANAクラウンプラザ案件や丸源ビル案件などで明白です。


この後でも紹介するように、TRIAD社は決算補足資料の中でクラウドファンディングのプラットホームとの連携強化を打ち出しています。上場を視野に入れるならアライアンスを組む相手は個人投資家だけではないはずなので、しばらくTRIAD社はこの体制で行くのではないだろうかと予想(≒あてずっぽ)しています。



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COZUCHI、COMMOCUSの今後


 COZUCHI COMMOSUS
 (偶然かどうか分かりませんが、上の図はまさにTRIAD(3つの組、あるいは3和音)です。


2024年2月にリリースした内容において、TRIAD社は不動産投資型クラウドファンディング「COZUCHI(コヅチ)」、融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」との連携を強化すること、2026年後には累計調達実績1,500億円に到達し国内最大規模のサービスに発展することを目標としています。


こういう目標設定はどの会社でも良くありますが、2024年1月末時点でCOZUCHI+COMMOSUSで累計調達額がすでに約700億円あることを考えると、背伸びしすぎということもないのかもしれません。


またTRIAD社としてはクラウドファンディングサービス2社を同等程度、あるいは匹敵するような資金調達力に持っていきたいと考えるのは自然なこと。

コヅチとコモサスの累計調達額に9倍近い差が付いている現状に鑑みると、今後コモサスの方に有利なファンドが登場する可能性は低くないと考えます。


【COMMOSUS 公式サイト】(広告リンク)

 
 



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