国内・海外両方の案件を取り扱う「TECROWD(テクラウド)」から、今回は国内案件が登場です。
テクラウドでは良く登場するグループホーム案件。ファンドの特徴や考え方について紹介します。
<目次>
TECROWD64号ファンド
TECROWDで募集されるファンドの情報が公開されました。
・TECROWD64号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU川崎麻生」
募集開始:6/27 18:00~(一般募集・先着式・後入金)
予定年利:8%
運用期間:12か月
募集金額:3億2,190万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約5%
対象となる物件は、障がい者向けグループホーム「AMANEKU川崎麻生A棟」。
オープンは2025年3月を予定し、2階建てで建築面積は約600㎡、店員は男女それぞれ10人となる予定です。
(参考URL)
amaneku-home.jp
募集総額は3億2,190万円を予定していますが、既存会員を対象にした先行抽選はすでに行われています。
そのため一般募集における募集額は、これよりも少なく半分以下の枠になるものと予想されます。
ファンドの詳細とリスク
本ファンドは開発型で、集められた資金を元にグループホームを建設します。
対象となるグループホームは川崎市麻生区に所在し、24時間/365日の支援体制を整備した、日中サービス支援、ショートステイの併設、バリアフリー設備を完備した施設となる予定です。
(完成イメージ図)
12ヶ月の運用期間で8%の高利率となるファンド。
グループホーム案件ということで社会的課題を解決する意義がありますし、一方介護事業は国からの補助金によって安定した経営が見込めるという投資家的な利点もあります。
本ファンドは2024年7月に土地を取得し工事を行って12月に竣工、その後2025年3月というスケジュールです。
グループホームを経営するAMATSUHI社はテクラウドで同様のファンドを複数組成しており、グループホーム運営の実績も豊富です。物件のEXIT先については明記はありませんでしたが、具体的な相手先が存在すること、また売買が不調の場合はTECRA社の固有資産にする選択肢もあることから、リスクはある程度管理されているものと判断します。
結果、キャピタル型としての不確実性はあるにしても、分散投資先として検討する価値は十分あると思います。
見送りの理由
私は今回ファンドへの投資を見送る予定なのですが、それはファンドに問題や懸念があるからではありません。
TECROWDへの投資額が約900万円とマイルールの上限に近づいていること、そしてTECROWDの中でもAMANEKUのグループホーム案件への投資がすでに250万円積み上がっているためです。
このファンドに投資した場合、ほぼ間違いなく予定通り償還されるだろうという予想はあります。しかし予想があったとしても、投資においてはマイルールを優先します。これまでクラウドファンディングで何回か地雷を踏みながらも、こうして投資を継続できている以上、マイルールはこれからも守り続けるつもりにしています。
逆に言えばもし他のAMANEKUグループホーム案件に投資していなかったとすれば、おそらく100万円で投資していたと思います。
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