ソーシャルレンディング投資記録(新)

【ゆるリタイアからのFIRE達成】クラウドファンディング*ロボットアドバイザー投資家のSALLOWによる、投資記録と投資情報のブログです。

テレビのFIRE紹介が的外れになる理由。



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最近はFIREという言葉が徐々に広まるようになっていて、地上波でもFIREを題材としたコンテンツが報じられるようになりました。

ただ正直なところ、そういった番組におけるFIRE紹介はたいがい的外れ。今回はそんな雑記です。


<目次>

 
 

的外れな理由


 ソーシャルレンディング投資記録


FIREの紹介が的外れになる理由は、複数の側面があると考えます。


一つは、FIREにモデルケースがないという事。

例えばサラリーマンであれば入社後順当に出世街道を進み、末は部長や役員になるという(ある意味古くさい)モデルケースがありますが、FIRE生活は十人十色どころか百人百色。

ある程度似通ったケースはあるにしても、FIREを代表するような資産構築&生活のモデルケースはほぼ無いと言っていいでしょう。それは当たり前、従来のモデルケースやそれに伴う競争から「降りた」結果がFIREなわけですから。


そしてモデルケースと同様、FIREには言わば「有識者」に相当する者もいません。

もし誰かがFIREの有識者を名乗ったとして、その人自身がFIREしてないのならただの知ったかぶり。自身がFIREしていて有識者を名乗るのなら、9割は後でも登場するファッションFIREで1割は詐欺の類です。


以上のことから身も蓋もなく言うなら、テレビというメディアでFIREを取り扱うこと自体が誤りです(特に地上波)。


百人百色のケースが存在し、何が正しく何が間違いということもなく有識者もいないFIREと、「視聴者にとって分かりやすい」に重点を置くメディアとでは相性が悪すぎます。


さらに地上波の番組制作陣が視聴率を意識するならインパクトのある番組を作る必要があり、そのためにはFIREを否定的に捉えて「FIREした末路」のように番組を組み立て、それを見ている者の溜飲を下げるように持っていくのが最適解。こうしてFIREの紹介は、どんどん的外れになっていくわけです。
 
 

もし本当のFIREを紹介したら?


それではあくまでも仮定の話として、FIRE番組にホンモノが出てきたらどうなるか。

ここで言うホンモノとは私程度の資産ではなく、少なくとも超富裕層(5億円)やそれ以上の資産を持ち、毎月の不労所得が数百万円以上、かつ趣味以上の仕事をしていない人間のことです。


そういう属性の人間が、FIREを素直に賞賛するはずがないテレビに出るメリットはないので、おそらく誰も出演はしないでしょう。

また万が一物好きが出たとしても、そしてFIRE生活をありのまま語ったとしても、視聴者から見れば「偶然金持ちになっただけのヤツが金に物言わせて優雅に暮らしやがって」という嫉妬を生む話にしかなりません。結局はテレビ局も視聴者も出演者も、三方良しならぬ三方悪しにしかならないわけで。


経済的自立を達成できる人がそのくらいのことを考えないわけがないので、結局ホンモノは誰も出演しないという結論に至ります。

もし出演するとしたら、それは地上波に出演することにより知名度を稼ぎビジネスに繋げる気満々の「ファッションFIRE」か、あるいは余人の嫉妬できる範囲を遙かに超える資産持ちでしょう。


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翻って自分なら?


ここまでは客観的な事だけを書いてきましたが、では万が一テレビのオファーが来たら自分はどうするか。


暇なら条件次第では出演してもいいとは思いますが、事業家ではなく投資家という名前の無職に過ぎない私が顔出しするメリットはないので、おそらく出ることはないでしょう。


そもそも私が出演しても、クラウドファンディング投資を語るならそこそこ間を持たせることはできるでしょうが、FIREを語らせたところで


「仕事も投資も副業もそこそこがんばって、気づいたらFIしてたから会社を辞めてのんびりしてます」


にしかならないので、盛り上がりも溜飲の下げどころもなく、視聴率はまったく取れないこと請け合いです。


会社を辞めるに至った経緯とか、取引先(GAFAMのどれか)のトンデモ話などを脚色して語れば面白くなるかしれませんが、FIRE原資を提供してくれた会社を悪し様に言うことも顧客情報を漏らすのも元社会人としてどうかと思うので、色々言いたいことはあるにしろ話を盛るのはやめておきます。


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まとめ


最後にまとめとして、そもそも話を一つ。


大手メディアもテレビを見る側も、なんならそれを目指している人間でさえ、FIREのそもそもを勘違いしているケースが散見されます。


それは、FIとREは明確に別物だということです。


FIREという言葉の語呂の良さもあってか一緒に語られることが多いですが、この二つの概念は基本的に独立であってバンドルされるようなものではありません。


FI(経済的自立)は自分の自由のために誰もが目指すべきものであり、客観的に「これがFIだ」と定義できるものです。

一方でRE(早期退職)は人により様々。今勤めている会社を辞めることでもいいし、フルタイムの働き方を辞めることでもいいし、まったく働かないことでもいい。なんなら「精神的にはRE(でも普通に働いてる)」でもいいわけです。


そして何より、「FIした→だからREしなければならない」なんてルールはどこにもありません。


FIを達成した後に何をやるかはその人次第。「FIしたけど何も変わらないよ」という人がいてもいいし、「FIしたけどもっとハードワークするよ」という人がいてもいい。雨の中で傘をささずに踊る人間がいてもいいように、それが自由であり多様性というものです。

もちろん無職になって街中を散歩しててもいいはず。


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