私がクラウドファンディング投資を始めてから、早いものでもう11年半ほど経ちました。
クラファンはまだ若い投資ですから色々な動きが速くなるもの。ここでは現在の投資先上位の顔ぶれを紹介しながら、所感を書いていこうと思います。
<目次>
現在の投資額TOP4
これを書いている2024年6月時点で、投資残高のある事業者の数は46、投資しているファンドの数は251。何度も言いますがここまでの分散は誰にも推奨しません。私が勝手にやってることです。
その中で現在の投資額上位を見てみると、TOP4が僅差になっていました。以下はデポジットを除いた投資額のTOP4です。
第1位:TECROWD(880万円)
第2位:CAPIMA(873万円)
第3位:TOMOTAQU(860万円)
第4位:わかちあいファンド(850万円)
投資額が多くなる傾向
私の投資額の多い事業者をざっと見てみたところ、以下のような傾向があります。
①ブロガーとしての案件を受けている
②中の人と何らかの関係がつながっている
①については言わずもがな、私は投資家であると同時にクラファンガチ勢のブロガーです。案件を受け、自分で実際に投資しているという実績を持って記事を書くことを信条としています。
値動きのある他の投資なら、初動利益や嵌め込みが存在するので「実際に投資している」は理由にならないこともありますが、同じファンドに投資すれば誰でも同じリターンが得られるクラファンであれば、実際に投資していることは記事で紹介する理由になります。投資家同士が利害対立関係にならないという点も、私がクラファンを推しているポイントの一つです。
なのでやはり、ブロガーとして案件を受けている事業者には優先的に投資しがちです。
もっとも何でもいいと言うわけではなく、私のセンサーが危険閾値振り切れた某大家さん案件などは、案件はありましたが結局投資せず紹介もしませんでした。セーフ。
②については先ほどの投資上位で例を挙げますと、第1位~第4位になった事業者とは全てミーティングしたことがあり、知り合いレベルでつながっていたり実際に顔を合わせたことのある事業者もあります。
実際に顔を合わせたから、ミーティングしたからと言って大丈夫だという証拠にはなりませんが、そういったクローズドの場ではオープンにできない会話も出てきます。そういった情報はおおっぴらにすることこそできませんが、ブログの記事ネタになったり、あるいは私の投資の助けとなったりしています。
クラウドファンディング投資にはインサイダーは適用されませんから、これはこれで一つのルールに則った手段です。そしてクラウドファンディングは知識や経験に関わらず、同じ案件に投資すれば同じだけのリターンを(正負問わず)得ることができるので、この裏技は私が独占しているものではないことになります。
クラファンにも流行り廃り
思えば10年以上前、私がクラウドファンディング投資を始めたときの事業者は3つしかなく、そして今その3つの事業者はすべてサービスを止めています。
繰り返しますがクラファンはまだ歴史が浅い投資なので様々な動きが速い傾向があり、その中には流行り廃りも含まれます。今は不動産投資型のクラウドファンディングが花盛りですが、不動産相場が停滞すればそれもどうなるか分かりません。
そして一度人気が低下した事業者が何かのきっかけで再ブレイクすることも十分あるわけで、クラウドファンディング投資はそういった流行り廃りの情報を掴み、自分の投資に活かしていくことが重要です。
例えばですが、1年後に先ほどの投資額上位がどうなっているのかは私にも分かりません。分からないことを楽しみに、この投資を続けていこうと思います。