不動産投資型クラウドファンディング、「らくたま」の紹介です。
独自の「5日ルール」などで資金効率のアップが見込める事業者で、5号ファンドが登場。そこに書いてある言葉が個人的に好みでしたので、ファンド情報とあわせて紹介します。
(事業者・サービスの紹介)
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<目次>
らくたま5号
らくたまでは第5号ファンドとして、好立地の秋葉原案件が予告されています。
・らくたま5号(秋葉原)
募集開始:7/1 12:00~7/5 23:59(抽選式・後入金)
予定年利:6%
運用期間:6か月
募集金額:2,010万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率13%
本件の対象は神奈川県横浜市中区にある、オフィスビル1F部分の半分(持分50%)。
らくたま1号で組み入れられた同案件の残りなので、らくたま1号と4号の間には分散効果が働かないことには注意が必要です。
対象物件は「サンビュー外神田」。10階建ての建物で、1階部分はテナント・2~10階部分は居宅。本ファンドの対象は3階部分です。
(ストリートビュー)
ファンドの詳細と、こうあるべきポリシー
らくたま5号は好立地の物件を対象としたファンドで、物件は安定収益を生んでいますが最終的には売却することを見込んでおり、キャピタルとインカムの比率はほぼ半々です。
また好立地物件であるにも関わらず6%の利回りを確保するため、本ファンドにおいては劣後比率が13%とこれまでの水準に比べ低く抑えられ、かつマスターリースも締結していません。劣後比率の増加やマスターリースの締結は安全性を増す一方、利率の低下を招くからです。
個人的にはファンドにあった次の一文が、とても印象的でした。
「本プロジェクト方針に共感いただける方からご応募頂けたら幸いです。」
らくたま5号、いいなあ。
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) 2024年6月25日
「本プロジェクト方針に共感いただける方からご応募頂けたら幸いです」
そうそう。事業者は客を選んでもいいんですよ。
投資家には「投資しない」という自由があり、その自由の行使に何ら制限もない以上、投資しない以上の文句を言うのはただのクレーマー。
外部サイト(https://www.homes.co.jp/archive/b-19833123/)で調べたところ、対象物件の価格は最近でこそ落ち着いているものの長期では値上がり傾向にあり、かつ物件価格とファンド規模を比較しても妥当です。
このような情報から、私は手元資金と相談しながら投資を前向きに考えていくことにしました。
改善された5日ルール
らくたまでは以前より「募集期間・入金期間・待機期間・運用終了から払い戻しまでの期間」を原則として5営業日にするという、「5日ルール」を採用していましたが、このルールがさらに改善されました。
改善された点は「5営業日」が「5暦日」になったことです。つまり営業日かどうかに関わらず、募集期間・入金期間・待機期間・運用終了から払い戻しまでの期間がすべて5日以内となります。
融資型と比べ待機期間が長い傾向にある不動産投資型では、このようなルールは画期的です。いち早くルールを導入したらくたまを評価するとともに、刺激を受けた他の事業者にも普及してくれることを願います。
らくたまの「今後」
らくたまから届いたメールで、らくたまの「今後」について書かれたものがありました。一部抜粋します。
・らくたまでは今年12月までのファンド物件が決定済
・今年後半から来年に向けてサービスの進化を予定
・2025年、らくたまの新スキーム発表に向けて構想中
5日ルールのような実効的な仕組みを速攻で実現すること、中長期的なストーリーを語り期待を膨らませること、今回のファンドの「共感する投資家に投資してもらいたい」というスタンスを明らかにすることなど、どれも経営・販売戦略としては適切と考えます。
こういうサービスは個人的に好きです。であれば、優先度を上げて投資しようかと思えます。
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