不動産投資型クラウドファンディングの「TAMBO（タンボー）」の紹介です。
まだ歴史は浅いながら、一発目のファンドが劣後95%という度肝を抜く案件だった事業者から、年利12%インカム案件が登場しました！
＜目次＞
TAMBO（タンボー）
紹介するサービスの名前は「TAMBO（タンボー）」。運営会社であるルーフトップリアリティー株式会社。
同社は不動産の購入から賃貸・売却までの運用を行い、投資家は日本全国の不動産に小口投資ができるサービスです。不動産投資型のクラファンはどうしても投資対象がレジデンスに偏りがちになるのですが、同社ではスモールオフィス案件や今回のような複合案件を扱うため、投資対象の分散にも有効です。
年利は高めで、さらに1号ファンドは年利10%から年利14.67%へのアップサイド配当があるなど、今後が楽しみな事業者。まだ知名度が少ない今がチャンスかもしれません。
（サービスや事業者の紹介）
www.sallowsl.com
TAMBO 北海道伊達市プロジェクト
TAMBOで予告されているファンドは、「高利率＋インカム型＋劣後厚い」と三拍子揃った優秀なもの。
・TAMBO 北海道伊達市プロジェクト
募集期間：2024/8/20 18:00～2024/8/23 13:00（抽選式・後入金）
予定年利：12%
運用期間：約10ヶ月
募集金額：1,800万円
保全など：優先劣後方式 劣後比率40%
本ファンドの対象は、「北海道伊達市網代町11-1」。JR室蘭本線「伊達紋別」駅から徒歩13分のところにある角地です。
場所は国道37号線から一本入った道で、両側にはいくつかの店が存在し伊達市役所にも近い立地。伊達市の中では人口密集地にあると言っていいと思います。
（ストリートビュー画像）
本ファンドの特徴は、年利12%でありながらインカム型かつ劣後40%という好条件。
どのような背景でこういう条件のファンドが組成されるに至ったか、ファンドの仕組みと一緒に推測を交えて説明します。
ファンドの詳細
本ファンドの1階は居酒屋「いろはにほへと 伊達店」が営業中、2階は売主である現所有者の事務所が入居中。
1階の居酒屋は2015年8月から物件を賃借して営業を行っているとのことです。グーグルマップによっても、少なくとも2018年から居酒屋が営業していることは確認できました。
居酒屋は定借契約であり、貸借契約期間が約5年残っていて6ヶ月前に予告することで中途解約は可能ですが、その場合違約金が支払われる契約となっているので、ファンドの運用期間である1年での解約可能性は少ないだろうとの観測。私も同意します。
一方で2階は2025年1月末で退去する予定で、テナントが決まらない場合は賃料収入を得ることはできませんが、2階が客室のままでも配当額には影響が及ばないようにしているとのことです。
まとめて言うと、12%という高利率は地方物件ゆえに実現したもの。
40%という厚い劣後は、TAMBO（タンボー）がまだ始まってばかりのサービスのため、現在は事業者の儲けを取る必要がないということなのだと思います。
TAMBOはまだ知名度が高くないサービスであり、前回のファンドも100%は集まりませんでした。
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