オーナーズブックの話題です。かつて償還が延長・遅延した案件で、追加の動きがありました。
すでに償還完了と思っていたのですが、これはありがたいサプライズです。
<目次>
「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」これまでの経緯
オーナーズブックの「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回」は2021年3月に最初の延長が報告された後、2022年1月には利息の支払いがなされなかったことから遅延状態となりました。
その後一度は買い手が付いたものの売買契約は履行されないという状態にもなりましたが、2024年4月で決着し5/2に預かり金口座への入金が行われました。
私の本件への投資額は50万円、うち一部は期限前償還があったため残り元本は¥471,400でした。
預かり金口座への入金は¥446,700だったので¥24,700の元本割れが生じていますが、これまでの配当額が税引後で約4万円ありますので、通算としてはプラスで決着しました。
追加配当のお知らせ
2024年5月の着金をもって本件はクローズするかと思ったのですが、今回追加の連絡が入りました。
営業者は、債務不履行に基づく違約金や未返済債権につきまして、これら債権の請求先と係争中でありましたが、並行して、貸付先である不動産保有会社AY(「本借入人」)の代理人との交渉を重ね、今般、本借入人、本借入人の保証人、及び、担保不動産にかかる2023年11月29日付売買契約(※)における買主との間で、一定の金銭支払いを条件に残債権を放棄する旨の合意(「本和解」)に至りました。
※同売買契約の締結について2023年11月29日付報告(第13報)にてご報告しましたが、2024年2月9日付報告(第17報)の通り、同売買契約の決済は履行されませんでした。なお、担保不動産は2024年4月26日付報告(第18報)の通り、別の第三者に2024年4月26日に売却されております。
営業者は、担保不動産が既に売却済みであること、合意した金銭支払いにより貸付債権の元本全額及び未払い利息等の一部が回収されること等を総合的に勘案して、本和解が妥当と判断致しました。
2023年11月に一度買い手が付いたものの売買契約が履行されなかった県について、不履行の違約金や未返済債権の一部が支払われることになりました。
金額としてはそれほど多くはないでしょうが、追加配当が来るとは思ってなかったので嬉しいサプライズです。
融資型の場合、営業者は融資した資金を最後の1円まで取り返す責任が発生します(実際に取り返せるかどうかはさておき、です)。
あまり知られてないかもしれませんが、この点が不動産投資型とは異なる部分であり一つのメリットだと考えます。不動産投資型においては、劣後出資を貫通した場合に営業者にはそれ以上の補填を行う責任は発生しません。
とは言え投資家の元本を毀損すると営業者の信用が大きく傷つくことになりますから、実際は何らかの手立てはあるでしょう。しかし建て付けとしては上記の通りであることは認識しておくべきだと考えます。
オーナーズブック 10周年記念大感謝キャンペーン
オーナーズブックではサービス開始10周年を記念して、キャンペーンが実施されています。
キャンペーン期間は「2024年9月6日〜2024年12月31日」です。
キャンペーン① キャンペーン期間中に新規投資家登録+投資実行すると、抽選で10名に10,000円分のAmazonギフトをプレゼント
キャンペーン② キャンペーン期間中に総額100万円以上の投資実行で、もれなく全員に投資実行金額に応じた額のAmazonギフトをプレゼント
(投資総額とAmazonギフトの額)
キャンペーン③ キャンペーン期間中に投資実行すると、抽選で1,000名様に1,000円分のAmazonギフトをプレゼント