融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」から、同時に2ファンドが募集されます。
それぞれのファンド内容と、いつものアレです。
<目次>
渋谷区笹塚プロジェクト(不動産担保ファンド)
コモサスで募集される2つのファンドは、いずれも不動産を担保としたオーソドックスなファンドです。
・渋谷区笹塚プロジェクト(不動産担保ファンド)
募集開始:12/6 12:30~12/12 15:00(先着式・実質前入金)
予定年利:6.5%(毎月分配)
運用期間:12ヶ月
募集金額:3億2,000万円
保全など:第一順位抵当権(LTV80.2%)、リコースローン
融資先はエムトラスト社。2015年に設立した不動産事業者で、独自のノウハウとネットワークにより成長し直近の売上高は約300億円とのこと。
これまでもコモサスでファンド組成実績・償還実績のある会社です。過去にコモサスのサービスで8ファンド・7億円の借入を行っており、このうち償還されたファンドは5ファンド・3億4,000万円です。
返済実績のある事業者であり、都市部不動産に対する第一順位抵当権・LTV約80%、リコースローン。
年利6.5%・12ヶ月は標準的な案件であり、正常に償還される可能性が高いオーソドックスなファンドだと判断します。
ただしすでにコモサスで複数案件に投資している場合、念のため貸付先を確認し集中しないようにした方がいいでしょう。
杉並区高円寺プロジェクト(不動産担保ファンド)
・杉並区高円寺プロジェクト(不動産担保ファンド)
募集開始:12/10 12:30~12/13 15:00(先着式・実質前入金)
予定年利:6%(毎月分配)
運用期間:16ヶ月
募集金額:1億9,000万円
保全など:第一順位抵当権(LTV80.1%)、リコースローン
「杉並区高円寺プロジェクト」の融資先は明豊エンタープライズ。
同社はこれまでも複数の融資型クラウドファンディングを経由して、不動産担保などを用いた資金調達を行ってきました。
明豊エンタープライズは業績好調の上資金調達ルートを多様化させる動きをしており、結果として複数の融資型クラウドファンディングを利用することになったのでしょう。この動きには特に違和感はありません。
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首都圏不動産の第一順位・LTV約80%・リコースローンという条件。年利6%・16ヶ月も標準的であり、上記ファンドと同様にオーソドックスなファンドと言えます。
いつものアレ
ここ最近の自分の投資を振り返るに、こういったオーソドックスなファンドへの投資を少し増やしていきたいところですが、いつものように資金がありません。
12月の中旬以降になれば数百万円くらいの実弾が装填される予定ですが、それまでは投資は見送りです。
これは私のカンですが、年末年始には様々な意味で有利なファンドが登場する可能性が高いので、そのときのために実弾は残しておきたいところ。
年末はそろそろ打ち止めでしょうから、今から備えるべきは2025年の初売りファンドだと思います。