人気の不動産投資型クラウドファンディング「COZUCHI（コヅチ）」から、「新中長期運用型」のファンドが登場します。
これまでの中長期運用型と何が違い、どこがポイントになっているのかを解説します！
＜目次＞
新中長期運用型とは？
COZUCHIではこれまで、短期運用型（匿名組合方式）と中長期運用型（任意組合方式）の2種類のファンドを募集してきましたが、今後は中長期運用型が「新」中長期運用型として生まれ変わります。
「新中長期運用型」解説セミナーの動画は下記リンクより。30分ほどあります。
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本記事ではセミナー30分の内容をざっくり抜粋して、すでにCOZUCHIや不動産投資型クラウドファンディングの経験がある人向けに、要点のみを紹介するものです。
「新」中長期運用型として生まれ変わったことによる一番の相違点は、新型は任意組合型から匿名組合型に変わったことです。
（新旧の相違点）
任意組合型は不動産を直接所有するため倒産リスクからの隔離が期待されるのですが、一方で所得が不動産所得になったり、中途換金がしにくかったりという問題点もあります。
またクラウドファンディングの投資家は運用期間が長いファンドを避ける傾向があり、長くても2～3年、できれば1年以内というファンドが好まれます。
任意組合型を募集あるいは検討している営業者はCOZUCHIの他にもあります（むしろ営業者は任意組合型の方をやりたい、という情報もあり）が、任意組合型が今一つ盛り上がりに欠けているのは、クラファン投資家との親和性が低いことが理由の一つでしょう。
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新中長期運用型の特徴と所感
新中長期運用型の登場によって、短期運用型・中長期運用型の間に税制上の違いはなくなり、短期はキャピタル型・中長期はインカム型という棲み分けになりました。
ただし実際は、中長期型運用型であってもキャピタルが取れそうなら随時売却を検討するとのこと。より正確に言えば短期運用型は「最初から売却ありき」で、中長期運用型は「売却も選択肢に入る」になります。
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中長期運用型はインカム型なので、配当頻度は基本的に毎月。
また長期にわたって資金が拘束されることがないよう、中途換金は随時かつ無料。不動産を間接的に所有するリスクはありますが、ほぼ出し入れ自由のクラファンと考えていいかもしれません。
個人的な意見としては、今回の変更は歓迎です。
COZUCHIはこれまで大人気でなかなか投資できませんでしたが、新中長期運用型は運用期間が長くなることから応募の過熱も少しは冷めるでしょう。また私の場合どうしても投資ファンド数が多くなるので、うち一部の資金を長期ファンドに入れておくことも有効な手立てです。
さらにCOZUCHIの中長期運用型では随時売却も選択肢のうちなので、インカム型とは言えキャピタルも期待できるという特徴があります。全体として投資家の選択肢が増えた形になるのではないでしょうか。
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