東証プライム上場、トーセイ株式会社の運営するTREC FUNDINGの話題です。
新たなファンドとしてTREC12号が登場、業務資本提携を行っている名鉄(名古屋鉄道)とのコラボファンドとなります。
<目次>
TREC12号情報
TREC FUNDINGから、名鉄(名古屋鉄道)とのコラボファンドであるTREC12号が予告されました。
・TREC12号 <名鉄コラボ>名古屋市中区マンションファンド
募集期間:2025/1/17 12:00~(先着順・後入金)
予定年利:6.5%
運用期間:24ヶ月
募集金額:2億400万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率13%程度・借入あり
TREC FUNDINGで募集が予告されているTREC12号は、愛知県名古屋市中区にある一棟マンションを対象としています。
TREC FUNDINGを運営するトーセイ社は2024年5月24日、トーセイ社株式の一部を譲渡(売却)する形で名古屋鉄道社と資本業務提携を行いました。
どのくらいの株式を売ったのかと調べたら、トーセイ社株式の15%程度、200億円弱ということでかなり本気の資本提携のようです。
(参考)https://pdf.irpocket.com/C8923/tSnV/RoRp/ID1X.pdf
あくまでも一般論ですが、不動産の活用ノウハウに優れる不動産事業者と土地を所有している鉄道会社のコラボは、歩調が合う限りにおいて良い効果をもたらすのではないでしょうか。
(特に今回のケースでは、トーセイが首都圏地盤・名鉄が名古屋地盤ということで事業拡大の余地は多いように思います)
本ファンドは借入金を含みます。借入金や劣後出資の額は、ログイン後に確認できる「契約成立前交付書面」に明記されていますので、投資する前には一読しておいた方がいいでしょう。
また本ファンドは優先劣後方式を採りますが、劣後出資はトーセイ社だけではなく名古屋鉄道の子会社である名鉄都市開発社も行うのが特徴です。
キャンペーン情報
今回のTREC12号では、名鉄とのコラボにふさわしいキャンペーンが開催されます。
TREC12号に30万円以上投資した中から抽選で220名様に、投資額に応じた金額分の「名鉄商店」オンラインストアで使えるクーポンがプレゼントされます。
名鉄商店とは、「名古屋鉄道沿線地域の魅力・価値に目を向け発信する、新たなスタイルのお土産屋さん」とのこと。
プレゼント対象には30万円以上の投資が必要で、その上に50万円・100万円の抽選コースがあります。
応募金額×当選人数の総和を単純計算すると、(30万円×50名)+(50万円×70名)+(100万円×100名)=1.5億円となり募集金額の約75%に相当しますので、かなり当選しやすいキャンペーンになっていると思います。
TERC FUNDINGは下記で紹介する通りアップサイド配当の期待もありますので、私は今回100万円で投資予定です。
TREC FUNDINGの実力
TREC FUNDINGはこれまで11本のファンドを募集(うち1本は不成立で再募集)し、3本が運用終了(*)しています。
*運用終了していないファンドでも、一部が償還された例は多くあります
運用終了した3本のファンドは、実はすべてアップサイド配当が出ています。
(TREC1号 3年→2年1ヶ月で償還、7%→14.31%)
(TREC2号 3年→3ヶ月で償還、5.22%→8.61%)
(TREC3号 2年6ヶ月→2年2ヶ月で償還、5%→7.97%)
TREC FUNDINGは実績をもうちょっと宣伝したらいいのにと思うのですが、運営母体のトーセイ社は東証プライム企業ということで、看板が重くコンプラにもうるさいのでしょう。私は先方とオンラインミーティングを行ったことがありますが、そういう雰囲気を感じました。
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※本内容は事業者の公式サイト(TREC FUNDING)から抜粋した情報をもとに執筆者個人の感想を加えたものです。正確な情報は、事業者の公式サイトにてご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。