融資型クラウドファンディング「COMMOSUS(コモサス)」のファンド紹介です。
今回の記事には、他会社のサービスとの対比も含んでいます。ある意味でリターンとリスクが相関するという好例ではないでしょうか。
<目次>
オーソドックスな不動産担保ファンド
コモサスからは、オーソドックスな不動産担保ファンドが予告されています。
・目黒区学芸大学プロジェクト(不動産担保ファンド)
募集開始:2/13 12:30~2/20 15:00(先着式・実質前入金)
予定年利:6%
運用期間:8ヶ月
募集金額:1億1,000万円
保全など:不動産に対する第一順位抵当権、LTV75.8%

本ファンドの貸付先は、エムトラスト社です。
エムトラスト社は借入金で東京都目黒区の土地及び建物を購入し、バリューアップを行い売却するというストーリーです。

担保は不動産に対する第一順位抵当権、LTV75.8%と標準的。特徴がないと言えばそうですが、実にオーソドックスな内容のファンドという印象です。
本ファンドは先着方式で、申し込んだ順番にデポジットがある投資家から投資申込が成立するという仕組みです。資金は申し込みの前後いずれでも入金可能ですが、この仕組みのため実質前入金であることは注意してください。
安全性を重視するなら・・・
ファンドの紹介と並んで、今回もう一つ紹介したいことがあります。
クラウドファンディングを手広くやっている方は知っていると思いますが、エムトラスト社は不動産投資型クラウドファンディングのヤマワケエステートで多くのファンドを募集しています。
(ヤマワケエステートの親会社であるWeCapital社とエムトラスト社は業務提携関係です)
ヤマワケエステートは高利回りで人気のあるサービスですが、その一方で劣後出資の比率がかなり小さく、万が一の出来事が起きた場合は出資が損失を受ける可能性があります。
(劣後出資の割合は、ログイン後の契約成立前書面で確認することができます。正直私はちょっと驚きました)
一方で本ファンドは、不動産投資型の劣後出資に相当する保全である不動産担保のLTVが約75%と標準的であり、もし借り手からの返済が滞った場合には不動産を売却して返済金に充てることができます。
不動産投資型と融資型、クラウドファンディングの仕組みが違うとは言え、本ファンドはヤマワケエステートで募集されるエムトラスト社案件よりも安全性が高く、その一方でリターンは低め。
サービスをまたいでリスクとリターンの相関関係が現れているという、特徴的なファンドだと感じました。
COMMOSUSでの投資状況
私のコモサスでの投資残高は、デポジットを除いて620万円。合計11ファンドに投資中です。
その中には社会問題の解決も目的とするSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)もあり、社会的意義を感じる投資ができるのもコモサスの特徴の一つ。


COMMOSUS(コモサス)での投資に興味がある方は、広告リンクを経由いただければ励みになります!


