不動産投資型クラウドファンディングの「TAMBO(タンボー)」の紹介です。
TAMBOで新たに募集されるファンドは、クセはありますが面白い。ある意味でクラウドファンディングならではの内容です。
<目次>
TAMBO(タンボー)のおさらい
「TAMBO」の運営会社はルーフトップリアリティー株式会社。
記事作成時点でTAMBO(タンボー)は5つのファンドを募集済で、それぞれの所在は東京・愛知・宮城・北海道と多岐に渡っています。
不動産投資型のクラファンはどうしても投資対象がレジデンスに偏りがちになるのですが、同社ではスモールオフィス案件や商業施設案件も扱うため、投資対象となる不動産の分散に適していると考えます。
1号ファンドの「スカイツリー プロジェクト」は劣後出資95%という衝撃的な内容で、しかも年利10%から年利14.67%へのアップサイド配当が実現しました。
4号ファンドの年利12%で人気が出たとはいえ、まだまだ募集金額は控えめなので今のうちが狙い目かもしれません。
(サービスや事業者の紹介)
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TAMBO 名古屋 栄 商業ビルプロジェクト
TAMBOで新たに募集されるファンドの内容です。
・TAMBO 名古屋 栄 商業ビルプロジェクト
募集期間:2025/3/20 18:00~2025/3/24 17:00(抽選式・後入金)
予定年利:9%
運用期間:12ヶ月
募集金額:9,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率63%
対象不動産は名古屋市中区栄4丁目の商業ビルで、建築基準法と消防法に抵触している箇所があるため、クラウドファンディングで集めた資金で対象不動産を購入・法律に抵触している部分の是正及びバリューアップを行います。
ファンドの説明によると、旧オーナーが行った増築により法律に抵触することになったとのこと。さらにこれまでの管理方法の問題により、空室率が高く本来のポテンシャルを発揮できない物件になっているとのことです。
(ストリートビュー)
対象不動産は「栄タワービル」。外部サイトによると、確かに空きテナントが多いことが確認されました。
対象不動産の抵触部分が是正されれば、借り手も付くでしょうし売却も難しくはないでしょう。クセのある不動産ですが、その分は劣後出資63%・早期売却の場合は6ヶ月分の配当保証期間で十分にカバーされていると考えます。
クラファン向けの理由
最初に書いた通り、この不動産は実にクラウドファンディング向けだと思います。
もし現物不動産を扱うのなら、かなりの経験を積まない限りこういった法律に抵触している物件に手を出すべきではありません。ただクラウドファンディングなら話は別です。
なぜならクラファンなら現物不動産とは違い1万円や10万円からの小口で投資ができるので、投資対象の不動産を増やしリスクを分散させることが可能です。さらに劣後出資により、元本損失のリスクを抑えることもできます。
個人投資家に質の悪い物件を掴ませないことが不動産のベストプラクティス、という話を聞いたことがありますが、それはあくまでも現物不動産の話。劣後出資でリスクを緩和させながら癖のある物件「にも」投資し、より高いリターンを求めていけるというのがクラファンの醍醐味の一つ(*)です。
*一方で、投資したファンドで遅延が起こる可能性は当然と思うべきです
今回のファンドは確かに癖が強めですが、60%を超える劣後があるため安全性は高いと判断します。
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