不動産投資型クラウドファンディングの「SOLS(ソルス)」で、新たなファンドが予告されています。
今回のファンドは2つ。初心者専用ファンドと、経験者専用ファンドです。
<目次>
SOLS第11号案件:初めましてファンド
SOLS(ソルス)の第11号ファンドは、これまでSOLSでの投資経験がない人専用のファンドです。
・・SOLS第11号案件:初めましてファンド
募集期間:4/10 10:00~4/15 18:00(抽選式・後入金)
予定年利:4%
予定運用期間:3ヶ月
募集金額:800万円
保全など:優先劣後方式 劣後割合約4%
SOLS第11号ファンドの対象物件は、名古屋市南区加福本通2丁目にある店舗+住居ビル。
ファンド募集額は800万円ですがファンドの全体規模は約5,800万円であり、借入金が8割以上を占めます。借入金を除いた場合、劣後出資の比率は約20%です。
8割以上の借入金をどのように考えるかは投資家次第でしょうが、本ファンドは「初めまして」のファンドであり新規顧客を誘引する目的があることから、ほぼ失敗はない構成にしていると考えられ、運用期間が3ヶ月であり、かつ自社買い戻しを宣言していることからも推測できます。
匿名組合型「SOLS」及び出し入れ自由のクラウドファンディング「SOLS WALLET」に投資履歴がない人限定のファンドですが、その分リスクは極端に低いものと判断します。
SOLS第12号案件:常連様限定ファンド
SOLS(ソルス)の第12号ファンドは11号とは逆に、これまでSOLS、SOLS WALLETで投資実績がある会員限定のファンドです。
・・SOLS第12号案件:常連様限定ファンド
募集期間:5/7 10:00~5/14 15:00(抽選式・後入金)
予定年利:4%
予定運用期間:3ヶ月
募集金額:800万円
保全など:優先劣後方式 劣後割合0.28%
SOLS第12号ファンドの対象物件は、一宮市花池三丁目にあるマンション。
11号ファンドと同じく銀行借入が大部分を占めており、12号ではファンド全体のうち9割以上が銀行借入、劣後出資は0.28%です。
劣後出資が少ない=リスクが高いというのは一般論ですが、本ファンドの規模・構造やEXITが自社買い戻しと宣言していることから考えて、今回のファンドの場合リスクは相当に低いと判断します。
SOLSは最近、出し入れ自由かつ1日単位で利息の付く新型クラウドファンディング「SOLS WALLET」を前面に売り出しています。これは推測ですが、SOLS WALLETを知らしめて営業するために今回の11号・12号ファンドを募集することにしたのではないでしょうか。
だとすれば、その営業ファンドで失敗したら元も子もありません。だから自社買い戻しを宣言し、間違いの無いファンドを組成したと考えています。
(参考記事)
www.sallowsl.com
(SOLS 会員登録方法)
www.sallowsl.com