アイフルグループが運営する「AGクラウドファンディング」の話題です。
過去に延長されたファンドが、無事償還となりました。詳細な内容を紹介します。
<目次>
#18ファンド 償還完了
過去に募集され延長が発生した「不動産担保ローンファンド#18」で、償還が完了しました。以下、募集時の情報です。
・不動産担保ローンファンド#18(ホテル@那覇)
予定年利:5%
運用期間:18ヶ月
募集金額:6億1,000万円
保全など:不動産への抵当権第一順位 LTV70%

当初の償還日は2025年1月14日でしたが、償還近くになって半年間の延長を発表。そして今回、延長後のスケジュール通りに償還が確定しました。
以下、事業者からのお知らせです(貸付先情報などは削除)
■経緯
本ファンドは、営業者であるAGレンディングの判断により、運用終了日を2025年1月14日から2025年7月14日までの6か月間延長しておりましたが、先日貸付先は担保不動産であるホテルを売却し、2025年7月14日にAGレンディング株式会社へ貸付金を返済いたしました。
このため、匿名組合契約第5条、および第11条第1項第6号に基づき、償還を行うこととなります。
■分配について
既に、貸付元本と年利換算した貸付利息を受領しております。
投資家の皆様には、前回利払い日の翌日(2025年5月1日)から2025年7月14日迄の期間利益と出資金額を、2025年7月23日に分配いたします。
7月14日に貸付金を返済、すでに元利金が事業者に着金していることから償還は確定したと言っていいでしょう。まずはめでたいことです。
所感
#18ファンドについては延長が決定した段階で、AGクラウドファンディングの事業者は
①投資家への利回りの上昇(貸付先への貸付金利の上昇)
②ノンリコースローンからリコースローンへの変更、さらに親会社の連帯保証設定
という対応を行いました。このあたりはさすが、貸金業の経験が長いアイフルグループの融資型クラウドファンディングならでは。
結果として無事償還が行われたことから、当初ファンドを組成したAGクラウドファンディングの目利き、貸付先の評価は正しかったと言えるでしょう。加えて言えば貸付先もクラウドファンディングを運営しているため、そちらへの影響も微かなものにとどまりました。
延長発生時の記事で「この延長は大きな問題ではない」と書きましたが、この予想も的中して一安心です。
本ファンドの延長は結果的にAGクラウドファンディングの信頼性を増すことになり、また投資家側へはほどよいストレステストになったのではないでしょうか。
融資型のルールと貸金業法を無視して貸付先に連絡取ったバカは、義務教育から出直してこい。
クラウドファンディングは見た目の値動きがありませんが、それはリスクが顕在化していないだけの話であり、他の投資商品同様にリスク(=リターンの不確実性)は存在します。だからこそ案件の分散が大事だと私は考えています。
最後に私の考えですが、本件を受けてのAGクラウドファンディングへの投資方針変更はありません。償還された100万円はそのまま次以降のファンドへ再投資する予定です。
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